ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


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2010山形宮城④ 蔵王

2010年6月21日(月)夏至
  
今日は地図も持たずガイドブックも持たず 気持ちのまますすもうとBOOと決めた

はじめに寄ったのは 『令泉堂』 車道から少し奥まった場所にある旧表参道
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その昔 この場所が一番最初の祈祷所で 湧水で身も心も清めすすんだという
天武天皇の時代に吉野の金峰山の蔵王権現を祀ってから「蔵王山」と呼ばれるようになったこの山はそれまで「刈田嶺」とよばれていた 
たびたび噴火を繰り返したこの山に対する人々の畏敬の念は深かった

そのつぎに不動の滝の見えるお宮
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道路に面して立っている不動明王の像の横をあがるとお宮がある
川底に落ちてしまった不動明王の夢を見て見つけたといういわれがある
強い気を感じる場所でしばらく座っていた
ふと 道路に面した不動明王像の背中がお墓のようにおもえてきて
生きて動きたい 力を発揮したい 眠りたくないと火と水の神が言っているようだった

大黒天という場所で車を止めると刈田岳への登山道の入口になっていることが分かって
ここから登る
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天気は早い雲の流れで くるりくるりと変わっていく
あちらこちらから噴火したと分かる山
それでも水の流れる音が絶えない山
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だんだんと高度が上がるにつれ 残雪もあり 霧が深くなってくる
頂上らしい開けた場所に到着したときには10M先の視界があやしいほど
うっすらと霧の中に背の高い碑を見つけて近寄ると「伊達宗高公命願の跡地碑」
伊達政宗の7子 宗高が蔵王の刈田岳の大噴火により城下の領民の惨状を見かね
18歳の時自ら噴煙の中、山頂に登って「命願」を懸けた
その甲斐あって、噴火は鎮火した
古くから「命願」を懸けると3年以内に天に召されるとの言い伝えがあり
京都二条城の守護に就いていて病に倒れ20歳の若さで落命した
お参りしたあと刈田嶺神社へ
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山頂のお宮として形が整ってるのは ここだけれど
この山の上で 取り囲むすべてのものがお宮だと感じる
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深い霧のため
まさか このほんのわずか先にお釜があるとは気づきもせず
まっすぐ下山
とちゅうBOOが靴紐を締めるために立ち止まったとき 
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道の横の木に 鍵がぶらさがっていた
?・・・ なんのカギだろう

無事大黒天まで戻り車でお釜の近くのレストハウスへ向かう
到着の頃には霧はさらに深くなり それと一緒に頭の中も霧がかって
ふたりで車の中で1時間ほど寝た
霧の中お釜のそばまで行きお参りをして
すぐ近くの道標を見てはじめて さっき登山した刈田岳から徒歩5分もかからない場所だと知る

宿へ戻りながら遠刈田温泉街のなかにある神社にお参りしてお豆腐を買って宿に戻る
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by yokoiterumi | 2010-06-27 10:01 | 2010 たび | Comments(0)