ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


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2010 10月関西④   茗荷村

2010年10月16日(土)
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茗荷村で迎えた朝

茗荷村のこと 私は何も知らずにここへ来た
さんぺーさんの御供で来ると決まってからも なにも調べず 真っ白のまま来た
日本の知的障害者教育先駆者の一人である田村一二が 長年の実践から福祉や社会のあるべき姿を世に問うた『茗荷村見聞記』に端を発している共同体(という言葉が適切かどうか私自身の理解がまだ浅くて分からないけれど)
BOOはずいぶん昔に小説を映画化した「茗荷村見聞記」を見たといっていた


いま茗荷村がある この土地は山深い
けれど 昔から村がありおもに林業を営み人が暮らしていた 小学校跡地もある
いまは山をおりている
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以前はお茶畑だったという場所も 今 原野に還ろうとしている
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不便だったけれど山の恵みをいっぱいに受けてなんとか暮らしていこうという様子がうかがえる
その一方でずっとこの場所で家を守り土地を守り生きていくことの困難や苦悩も想う
自然災害の発生によって1975年に麓へ集団移住した


この場所の片隅で大萩茗荷村が動き出したのは1982年
前日の茗荷塾でさんぺーさんが話すために目をとおしていた1冊の本「田村一二と茗荷村」
田村一二の講演記録で、話し言葉そのままなのですっと心に入っていくる
パラパラめくらせてもらうと 興味深い言葉の所で何度も指が止まる

『茗荷村ってどんなもんやと訊かれたら穴太衆積みみたいなもんやというてもろたらそれで結構
穴太衆積み(アノウシュウヅミ)の特徴は自然石であること 
人が削ったり形を整えたものではない自然そのもの 
ありとあらゆる形態がそのまま活かされている
捨てる石は一つもない すべての石が活かされている
人間世界の理想像ですな』


この日は土曜日 茗荷村の活動もひと休みの日
暮らす人々と会うこと 一緒に過ごすことはお預けになった
大きな流れの中にも小さな流れの中にも静と動がある
そんなことを思っていた

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舗装された道路の上のヘビの抜け殻
土に還るには あともう少し動いて土の上にいかなくちゃ


おおきなおおきな入り口の門の前に立って入口を静かに開けてもらったところで今日はおわり
つぎに来るために
また あるかなくちゃ
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by yokoiterumi | 2010-10-21 16:37 | 2010 たび | Comments(0)