ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


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2010ヤマト③ 南

11月19日(金)
朝4時30分 車の中が冷え込んで目が覚めた
「ひんがしの のにかぎろひのたつみえて かへりみすれば つきかたふきぬ」
柿本人麻呂が詠んだ 安騎野(あきの)
BOOもわたしも もう一度寝る余裕なく寒くて 真っ暗な中 吉野へ

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日の出を待って 吉野川を渡り一番最初のお宮 吉野神宮へ
本殿はじめいろいろな建物の屋根のすぐ下に❤
多分ハートじゃなくて意味ある文様なのだろうけれど  ハート❤

金峯山寺と吉水神社へお参りするため駐車場に止めたところで
お陽様が気持ちいい場所まであがり BOOはお陽様に素直にうたた寝 
この自然体がほんとうにすごい 見習いたいと思う お陽様もよしよしと笑ってると思う
わたしは 急峻な吉野の峰を見ながら玄米を炊いておにぎりを作った
様々な理由で この吉野にはいった人々が浴びた陽の光とおなじ陽の下で

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金峯山寺の蔵王堂 
秘仏開帳の期間で 思いがけず蔵王権現様のすぐ膝元でお参りした
お堂の前の広場は護良親王が最後の酒宴を開いたと伝えられる場所
どこもかしこも ふと気を許せばその時代に入り込んでしまいそうな濃い場所

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吉水神社   義経と静御前の別れの場となり  後醍醐天皇から始まる南朝皇居となり
秀吉の花見の宴の場となった
入口の係の方がお客さんに説明している声が聞こえてきた
「この山に住む人もね 受け入れるかどうか ほんとに苦しんだようです
 結局 山が戦場にもなりかねない 覚悟が必要な状況だったからね
 比叡山にも断られて吉野にきたようです
 最終的には 天皇を守って一緒に死ぬことになるならそれでいいじゃないか と
 吉水院が山に住む人を説得したんでしょう 」
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庭から北を見ると都が見えるようだった

吉野はふしぎなところ 
1000年以上のときがすべて同時に進んでいるようにおもえてくる 
いまも1000年の幅で進んでいるような気がしてくる
魔が恐れるような姿形で表れてほしいと役の行者が懇願し現れた蔵王権現
背水の思いで また栄華の証として はいったおとこたち ともにはいった おんなたち
迎えた山 この山に暮らすおとこたち おんなたち 
またいづれ深く歩きたい


飛鳥へ戻り キトラ古墳(見れなかったけれど)によってから石舞台古墳へ
お参りしてから石室内にも入ってみる
石と石の隙間から陽の光が差し込んでいる
BOOが一節 笛を吹いた 
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どこからきたの 
みんなたいへんだったよね


そして 天武天皇持統天皇稜へ
ここもまた 森
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ゆっくりと御陵を右手にぐるりとあるいて 
時間をかけて ただ だまってあるいて
一緒におやつを食べた
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庶民の食べ物ですけど よかったらどうぞ とBOO
おともだちと一緒にあそんだりおやつ食べたりも したかったでしょ 
BOOの口にわたしがお菓子をほいといれて
わたしの口にBOOがお菓子をほいといれて
そっちでもしてくださいね とクスクス
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ひと段落した気持ちになっていた

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by yokoiterumi | 2010-11-24 21:41 | 2010 たび | Comments(0)