ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


by yokoiterumi
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:2010 たび( 102 )

愛知へ

2010年12月18日(土)
b0138522_22571636.jpg

富士山をみながら愛知へ向かう
稲三会のげんげんさんが準備してくださった沖縄料理屋「しーさー」でのライブに
顔見知りのお客さん・・・「あれ~ お会いしたことがありますね  」と声をかけると
昨年お会いした女性だった
夕方にたまたま弥勒のブログを見てライブを知り駆けつけてくださったという
とても うれしかった
b0138522_2321297.jpg

お客さんとのジャンケンゲーム 盛り上がった~
ライブの後に地元のいろいろな方が歌う中で
彼女が2曲歌った民謡は とてもゆるやかで飾らず 唄が大好きなんだという気持ちが伝わってきた

12月19日(日)
アスナルホールでの『地球愛まつり』
搬入の後近隣駐車場に車を入れて 会場に戻る途中『榎白龍大神』という祠と御神木と目があってお参りした
とてもさわやかな気持ちになった
昨日からずっと 手を合わせて お参りがしたかったんだ
どこにというのではなくて 愛知に

b0138522_23113598.jpg

ブース「ゆっくりあるこう」の準備をして いろいろな方との再会を喜んだり
はじめましての方と出会ったり
司会の徳龍さんが「今年のおわりに尾張の地 愛を知る愛知での地球愛まつり」と話したことが印象に残って 何度もひとりで 「愛を知る地」と繰り返していた
横井の先祖はここが故郷
残念ながらBOOの祖父祖母はともにBOOが生まれる前に他界していたので
BOOもルーツが愛知にあるということしか知らない
「愛を知る地」がルーツなんだな

b0138522_2317598.jpg

初めて会ったかみひとさんと
従兄の武彦兄ちゃんにそっくりだったのでびっくりした
九州から来ているアートスト「うたうたいや」さん
やってみたいなら教えるよというと 着ている服を脱いでアイヌ刺しゅうに挑戦
すごい集中力で仕上げて行った

ステージは とっても質の高いアーチストが続々と演奏していて
久しぶりに とてもいい緊張感で本番を迎えた
b0138522_23195625.jpg

気持ちよかったなぁ
自分たちの居心地のいい みるくいろになったなぁ
b0138522_23204541.jpg

今回はやさしいゆったりした唄で構成
いい加減に力が抜けたいいステージだった  と自分たちは思っているけど
ふたりよがりにならないように
インターネットテレビの録画版が編集されたら 自分たちの演奏見よう 楽しみ

b0138522_23234870.jpg

すっかり仲良くなったアーチスト「つちのこかぞく」とならんでステージを見るBOO
びっくりするほど素敵なアーチストが集まっていた

みんなで踊って 楽しいお祭りだったな
また 会いたいな
b0138522_2325436.jpg


もっともっとおしゃべりしたり一緒にいたりしたかったけれど
また次のお楽しみにして
帰ってきた

5時間程度の移動だと帰ってこようと思ってしまうけれど
やっぱり かなり疲れた~

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-20 23:26 | 2010 たび | Comments(0)

山形鶴岡へ⑤ 最終日

12月5日(日)
朝から「にこにこみんなのパステルアート展」に参加
ロウケツ染のワークショップをする
b0138522_20593382.jpg

今回はハーフサイズの手ぬぐい又はコースターの2種類
一番初めのお客様は2年生のおんなのこ
好きな絵でもいいし 好きな字でもいいよ  と言うと
「みんな 大すき」と手ぬぐいに蝋で書き ピンク黄青で染めていった

まる一日いろいろな人と向き合って座っておしゃべりしながら 
ロウケツ染のワークショップ なんだか楽しくなってきた

途中BOOがアート印刷の丸山さんの所へ本の仕上げに行く
そして ライブ開始の一時間前 できあがった
b0138522_2174113.jpg

ふふふ うれしい
さらに。。。
丸山さんが ささっと作ったにしてはとてもいい と褒めてくださって
ちゃんとやってみたらいいと背中を押してくださって 本気で取り組むことに決めた
よしっ やってみよう

絹子さんの ピンっときた直感と 鶴岡へのあつい愛情で実現した今回の弥勒ツアー
4日間の滞在中6回も唄う機会を作ってくれた
そしていよいよ最後のライブ
b0138522_2114247.jpg

毎日毎日いろいろな方にお世話になって ぐぐぐぐっと鶴岡が近くなった4日間だった
ライブの後半には 昨日に続いてヒロシさんがパーカッションで参加してくれることになり
いろいろなおもしろい音のなる楽器をお客さんにも渡してみんなで「森の唄~ゆらりん」
賑やかで面白くって そのままの雰囲気でレコーディングしたいなぁと思ったくらい
楽しいライブになる 
そう こんなふうに今度の「森のうた』シリーズはレコーディングできたらいいなぁ
b0138522_21113149.jpg


ライブが終わった後
踊ろうよといわれ 今日はアイヌの燕の踊りをうたいながら踊る
老若男女入れ混じってそれはそれは盛り上がったなぁ
b0138522_21172915.jpg


楽しかった ほんとに
片付けたあとみんなとお別れして 一路横浜へ
なかなか興奮が冷めず 
うれしかったことや感動したことをずーっとBOOとしゃべりながら帰る
夜通し車で走れるんじゃないかと思ったけれど
やっぱり2時ころ眠くなって 車で寝る

3度目の鶴岡 足を運ぶごとに大好きな場所になっていく

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-09 21:26 | 2010 たび | Comments(0)
12月4日(土)
b0138522_17315545.jpg

朝 手持ちのBOOの作品を4枚ほど写真に撮って アート印刷の丸山さんのところへ
鶴岡に到着した日に知り合った丸山さん
クリスマスの豆絵本作りワークショップをスタジオウッズでしていた
いつかBOOの絵を使って本を作りたいんですと 話してみたら
手作り絵本のワークショップをしてくれるという
即席だけれど 本になったらどういう風になるのか知りたい一心で
BOOの絵に語ってもらい文字を入れて
b0138522_17364175.jpg

丸山さんが修正してくれて
b0138522_17365365.jpg

BOOが表紙を作って
b0138522_1737686.jpg

形になりそう・・・
印刷は時間がかかるので丸山さんがしておいてくださることになって
翌日続きをすることになった
夢をみるように話していたことが 目の前に思いがけず現れて気持ちが高揚する

午後の約束まで少し時間があったので知憩軒へ
おむすびランチ食べながら
b0138522_17455019.jpg

お昼の忙しい時間なのに みゆきさんがおしゃべりに付き合ってくれて
興奮したまま絵本の話もして
b0138522_17464392.jpg

おかあさんも来てくださって 
いつものようにBOOの絵をたくさんたくさん愛おしそうに見てくださる
b0138522_17474343.jpg

BOOの絵を育ててくださる人は旅先にも地元にもたくさんいるのだけれど
知憩軒のおかあさんの目は 書き手の心の中まで見て絵を見ているように感じる
鶴岡に来るときには必ず寄る知憩軒
ここもまた距離は遠いけれど とても近いところ

b0138522_17514569.jpg

櫛引町のグループホームで1時間ほど唄ったり踊ったり
今回鶴岡に来て知り合ったヒロシさんがパーカッションで参加し愛ちゃんが唄をうたってくれた
b0138522_17544882.jpg

目の前のおじいちゃんおばあちゃんと 職員の方々に
知っている歌半分くらいで どうかな楽しんでもらえたかなと最後の曲を終えた途端
「ひろ~き~の~を~ なが~れゆけ~ども 」と一人のおじいさんが大きな声で歌いだした
続きの一節が 自然に私の口をついて出てた
「もが~み~が~わ  もが~み~が~わ~」 
そのあとの歌詞はわからなかったけれど この唄は小さい頃 祖父がよくうたった歌だった
聴いてくださったおじいさんが 私たちに唄を贈ってくれたこと  ほんとうにうれしかった
聞いてみるとこの唄は山形県民歌
家に帰って調べてみたらこの歌は、昭和天皇が、大正14年に山形県訪問した際見た「最上川」の様子を、その翌15年の「歌会始(うたかいはじめ)」に詠んだうたなのだという。
県民歌に制定されたのは昭和35年だけれど おそらく曲がついてから
それはそれは大切に誇らしげにこの唄を多くの人が歌ったのだろう
私の祖父も含めて

ここでもまた感動で胸がいっぱいのまま
ヒロシさんの家に遊びに行った
素敵なログハウス
木の家で しずかにみんなそれぞれにおりて話をする
時折 涙をポチョンと落としながら
木の手作りの家が 心に着こんだマントをはがしてくれる

夜になりヒロシさんが以前働いていた「みどり食堂」へいこうと出動
おいしくて値段も安い そして量がすごい
b0138522_18252085.jpg

 あの世に持っていってもしょうがないんだから 皆さんに奉仕奉仕~
とおかみさん
 パックあるから食べられない分は持って帰って食べなさい
 このお店は私だけの気持ちで動いてるんじゃないわけ
 今一緒に働いてくれてる人 今までここで働いてくれたたくさんの人の気持ちも
 いま一緒に動いてるわけ  


「また明日ね~ おやすみ~」 と 子どものように手を振ってみんなと別れ
絹子さんと鶴岡のユースホステルへ
とても素敵なところだからと案内してくださった
夜で暗かったけれど 道路にこぼれるユースの明かりはとてもあたたかだった
お泊りの方と少し話をして せっかくだからと歌をうたってかえる
いつか ここで森の唄をうたうだろう





 

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-09 18:30 | 2010 たび | Comments(0)

山形鶴岡へ③ 大山下池

12月3日(金)
b0138522_16462152.jpg

絹子さんに おいしい芋ようかんを買ってもらって
ポケットにしのばせたまま大山下池へ
08年にラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された
下池にはカモやガンをはじめ200種類以上の水鳥が確認されているという
池を一周する散歩コースを歩きながら
湧水を頂いたり 芋ようかんを食べて
b0138522_16535054.jpg
池のすぐ近くまでいかれそうな小道があったので3人で子どものように入っていくと
上からではなく 同じ目の高さから見る水鳥の群れは 圧巻
ほぉう とため息交じりに見ていたところ・・・
「みんなぁ 号令かけるから飛んでね~ 1 2 3~」とBOO
池を旋回して飛ぶ水鳥の群れの美しいこと
思わず拍手「うわぁ~きれい~すごい~」
b0138522_16533068.jpg

でも・・・池の向こうから「やめてくださ~い」 

その後は しずかに散歩しました

夜はお蕎麦屋さん「草介」へ
リカーショップ「マタシロー」と「草介」共催のワイン試飲会
BOOは運転手なのでかわいそうに・・・
私は久しぶりにシャンパンおいしかったなぁ
b0138522_16583469.jpg


夜 台風が来ているのかと思うくらいの暴風
鶴岡の冬は特に風が強く 目の前真っ白になる地吹雪がすごいと聞いていたけれど
あぁ こういう風がふくんだなぁ とわかる
こわい
外に出るのをためらう

海があり山がある豊かな土地 
大自然の循環が滞らず 恵みとなる土地
それはつまり 海からの風を真正面から受け
風が山にぶつかり 雨雪がふる  
そういうことでもあった

この夜 ウッズのポストが風で壊れた

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-09 17:02 | 2010 たび | Comments(0)

山形鶴岡へ② 鶴岡到着

12月2日(木)
寒河江SAで仮眠から目覚めた朝は 白い靄の中
小さい頃 「ガスかかる」 と 教えられた光景
水滴の行列がただよい 風に流され 朝の太陽の光があたって
キラキラ うつくしい

b0138522_1683318.jpg

車を鶴岡に走らせると するっと姿を現した月山
青空に映えて それはそれは うつくしい

お昼 スタジオウッズに到着 
今回コーディネートしてくれている絹子さんと合流した
ウッズではイベント中で様々なワークショップが開かれていて
わたしも『楽書』に挑戦
b0138522_1614266.jpg

筆遊びが好きなので 時間があれば ず~っとやっていたいくらい楽しい

気付くとライブの時間になっていて 鶴岡高等養護学校へ
前日大きな行事を終えた生徒に 校長先生からの贈り物ライブ
会場は月山と鳥海山が見渡せる素晴らしい眺めの音楽室
b0138522_16184771.jpg

まっすぐな瞳に うたが吸い込まれるよう
♪もりはぼくらのふるさとさ♪をうたっていたら 一緒に来てくれている絹子さんが
みんなでうたいたいと声をかけてくれた
会場のみんなでうたった ♪もりはぼくらのふるさとさ もりはぼくらのふるさとさ♪♪
b0138522_1624127.jpg

最後に故郷をみんなで歌う
月山と鳥海山を 広がる庄内平野の田んぼを眺めながら

夕方 ウッズに戻って ゆるゆるライブをする
b0138522_16261686.jpg

ロウケツ染の説明をしながらうたったり
弥勒の唄の本をみんなに見せて 一緒に唄いたい歌をうたったり
歌声喫茶とまで気合は入らないけど うたさんしんくらぶのような雰囲気の時間になった
こういうライブの形もまたいいかもなぁ
最近ずっと歌っていなかった歌のリクエストもあって 楽しかったなぁ
b0138522_1634584.jpg
2年前に出会ってから 鶴岡にわたしたちが行くときは必ず会いに来てくれる刺し勇さん
BOOに笛袋を作ってプレゼントしてくれた
庄内刺し子をチクチクちくちく刺した笛袋 もちろんBOO大喜び


夜 フリーアナウンサーの佐藤暁子さんが忙しい中顔を出してくれて
絹子さんと4人でわいわい こそこそ くすくす おしゃべり

ここは横浜からは距離的には確かに遠いけど 
集まる仲間たちは すぐそばに住んでいる気がする

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-09 16:34 | 2010 たび | Comments(0)
11月30日(火)12月1日(水)
山形へ出発する2日前に家を出て埼玉へ
与野の「わの舞つどいの日」の仲間に入れてもらって踊った後 鳩山町に住む友人の家へ
b0138522_1791785.jpg

薪ストーブの前で ただただ ずっと火を見ていると ぼーっと体中がゆるんでくる
あたまの中も南国の穏やかな空気になって ほほもゆるむ
素直なことばがそれぞれから出てくる
素直に受け取れる
あぁ 一緒に暮らす火が似合うおうちだなぁ
b0138522_17114450.jpg

秋と春に作る自家製の酵素を飲ませていただいたり
いろいろな薬草のお茶を目の前で煮出してくださったり
BOOが最近 夜咳込むと言ったらカリンのシロップをだしてくださった
家でもゆっくりゆっくり落ち着いて作業する時間をつくる時期ですねとあたたかな助言 
薪ストーブや石油ストーブの上でいつの間にかゆっくり出来上がる料理をいただきながらすごす

b0138522_1717535.jpg

1日午後から近所の方や友人知人を招いて「おうちで弥勒ライブ」を企画してくださった
始まるまでの間 遠方より久しぶりに戻った一人娘のような状態で
至れり尽くせりにお世話していただいて
立っている人がいる横で 座って過ごすことがとても苦手な私 
この家では緊張せずにありがたく座っていた  自分でも不思議なくらい そのままいる
b0138522_17201998.jpg

おふたりの会話を聞いていると あれっ私がBOOに言うことと同じこと言ってる・・・
思わず くすっ と笑ってしまう
愛情があふれていて くすっと笑ってしまう

b0138522_17242695.jpg

12月とは思えないうららかな小春日和
広いお庭にBOOの作品を自由に置いてうたった
BOOの絵を気に入ってくださる方がいて それもまたうれしい

ライブを終えて しばらくおしゃべりしたあと
いつかこの家で踊りたかった~という『わの舞』を 残っているみんなでおどる
みんなで手をつないで真ん中に集まり見上げた空
「わぁ~きれい」踊りながら何人もが声をあげた
b0138522_17265943.jpg


みんなを見送った後
なかなか名残惜しくて出発することができず 
また 薪ストーブの前で ほろっ ほろっと こぼれ落ちるように
浮かびたての気持ちや できたての想いを話す
ときには一緒に涙もぽろりん

気づいたら夜7時
山形へ出発する

[PR]
by yokoiterumi | 2010-12-08 17:30 | 2010 たび | Comments(0)

ここで暮らすしあわせ

旅から帰ってくると 2日間くらいは どさっと疲れも出てぼーっと過ごしている
その2日を超えると 家にいるときにしかできないことを  ヤラナクチャ
という半ば ネバナラナイ精神が先行するかたちで暮らしが動いていく わたし
ネバナラナイ精神も2日もすればまた勢いを無くして
のびのび自分のペースで染物をしているBOOと 気持よさ気に日向ぼっこするBOOの作品をみて
気持よく暮らそうと おもいだす
b0138522_22514917.jpg

あまりに気持よさ気に揺れる作品を見て私も手拭い染めてみた
3色だけと決めたのに
気づいたら その三色をいろいろ混ぜて いろいろないろをつくっていた


森へ行こうよ
BOOとパンをもって森への散歩
b0138522_225655100.jpg

旅先のさまざまな素敵な大自然 いつもそばにいてくれる近くの森
どっちもすごく大好きだぁ


今日は緑小学校の浜っ子のイベントで唄いに行った
旅の話をして 他の土地の小学生の話をして
まみどーまをみんな順番に全員踊った
b0138522_2323458.jpg

1時間半もよくうたいよく踊ったなぁ
もう時間で最後に1曲なにかうたおうかときいたところのリクエストは 
ポケモン~   あらし~ ・・・・。
涙そうそう~     ホッ。
小学生達とで唄った涙そうそう すばらしかった
ほんとに涙そうそう


午後からはBOOの妹ご夫婦と一緒にギタリスト ソンコマージュさんのコンサートの音響と照明係
勉強になることいっぱい
76歳のソンコマージュさんのギターは素晴らしかった
照明卓からずっと手元を見ていた

地元にいてもいろいろな方のおかげで ほんとうにしあわせ ありがたいです
明日は地元でライブ うれしいな

[PR]
by yokoiterumi | 2010-11-27 23:02 | 2010 たび | Comments(0)
11月20日(土)
b0138522_2035417.jpg

最終日早朝 藤原京へ  
東に天の香具山   北に耳成山 西に畝傍山 南遠方に吉野
箱庭の中で 砂で盛ったような3つの山 
わたしもなんだか箱庭にポンとおかれたような気持ちになる
高い山に遮られられることなく おひさまが一日の長い時間 藤原京を照らす
藤原京跡には復元建造物はない 原っぱ
BOOはBOOと わたしはわたしと それぞれ ただ歩いた
b0138522_20402854.jpg

二日前に歩いた二上山が見えた
どんな古墳よりも大きい山 
先祖の多くが眠る竹之内街道の手前
夕陽で照らされる西国浄土
手を合わせることはなんの不自然もない
地図を見てその場所に立って 近くも遠くも見て風と光を受けて
想像する
b0138522_2054396.jpg


壺坂霊験記で知られる壺坂寺へお参りし
三輪山へ向かう車の中でBOOが言った
なにもないってことは いっぱいつまってることだね
なにもない藤原京跡はたくさん たくさんのことを教えてくれた


b0138522_21593762.jpg

大神神社の『大』の字とのこと・・・
三輪山は写真撮影禁止 飲食禁止 
山から流れる川を渡ったところから空気がガラリと変わって気持ちも引き締まる
途中 滝にお参りしてイワクラまで1時間くらい
土曜日だったこともあって実に多くの方が登拝していた
三輪山のまわりは飛鳥時代以前のヤマトの中心地であったともいわれている
山をおり近くの展望台からの景色
b0138522_2205516.jpg

畝傍山 耳成山 二上山 がみえた
参道のみたらしだんご おいしかったなぁ
b0138522_2263221.jpg


時計を見ると3時ちょっと前
大急ぎで斑鳩に向かう
中宮寺の弥勒さまに会いたくて   しかし
間に合わなかった・・・。


4日間 ほんとに
よい旅だった
これてよかったなぁ
またこれますように




 

[PR]
by yokoiterumi | 2010-11-25 22:15 | 2010 たび | Comments(0)

2010ヤマト③ 南

11月19日(金)
朝4時30分 車の中が冷え込んで目が覚めた
「ひんがしの のにかぎろひのたつみえて かへりみすれば つきかたふきぬ」
柿本人麻呂が詠んだ 安騎野(あきの)
BOOもわたしも もう一度寝る余裕なく寒くて 真っ暗な中 吉野へ

b0138522_202074.jpg

日の出を待って 吉野川を渡り一番最初のお宮 吉野神宮へ
本殿はじめいろいろな建物の屋根のすぐ下に❤
多分ハートじゃなくて意味ある文様なのだろうけれど  ハート❤

金峯山寺と吉水神社へお参りするため駐車場に止めたところで
お陽様が気持ちいい場所まであがり BOOはお陽様に素直にうたた寝 
この自然体がほんとうにすごい 見習いたいと思う お陽様もよしよしと笑ってると思う
わたしは 急峻な吉野の峰を見ながら玄米を炊いておにぎりを作った
様々な理由で この吉野にはいった人々が浴びた陽の光とおなじ陽の下で

b0138522_2036124.jpg

金峯山寺の蔵王堂 
秘仏開帳の期間で 思いがけず蔵王権現様のすぐ膝元でお参りした
お堂の前の広場は護良親王が最後の酒宴を開いたと伝えられる場所
どこもかしこも ふと気を許せばその時代に入り込んでしまいそうな濃い場所

b0138522_20501035.jpg

吉水神社   義経と静御前の別れの場となり  後醍醐天皇から始まる南朝皇居となり
秀吉の花見の宴の場となった
入口の係の方がお客さんに説明している声が聞こえてきた
「この山に住む人もね 受け入れるかどうか ほんとに苦しんだようです
 結局 山が戦場にもなりかねない 覚悟が必要な状況だったからね
 比叡山にも断られて吉野にきたようです
 最終的には 天皇を守って一緒に死ぬことになるならそれでいいじゃないか と
 吉水院が山に住む人を説得したんでしょう 」
b0138522_2161624.jpg
 
庭から北を見ると都が見えるようだった

吉野はふしぎなところ 
1000年以上のときがすべて同時に進んでいるようにおもえてくる 
いまも1000年の幅で進んでいるような気がしてくる
魔が恐れるような姿形で表れてほしいと役の行者が懇願し現れた蔵王権現
背水の思いで また栄華の証として はいったおとこたち ともにはいった おんなたち
迎えた山 この山に暮らすおとこたち おんなたち 
またいづれ深く歩きたい


飛鳥へ戻り キトラ古墳(見れなかったけれど)によってから石舞台古墳へ
お参りしてから石室内にも入ってみる
石と石の隙間から陽の光が差し込んでいる
BOOが一節 笛を吹いた 
b0138522_21452295.jpg

どこからきたの 
みんなたいへんだったよね


そして 天武天皇持統天皇稜へ
ここもまた 森
b0138522_2138567.jpg

ゆっくりと御陵を右手にぐるりとあるいて 
時間をかけて ただ だまってあるいて
一緒におやつを食べた
b0138522_21313323.jpg

庶民の食べ物ですけど よかったらどうぞ とBOO
おともだちと一緒にあそんだりおやつ食べたりも したかったでしょ 
BOOの口にわたしがお菓子をほいといれて
わたしの口にBOOがお菓子をほいといれて
そっちでもしてくださいね とクスクス
b0138522_21294081.jpg


ひと段落した気持ちになっていた

[PR]
by yokoiterumi | 2010-11-24 21:41 | 2010 たび | Comments(0)

2010ヤマト②東西

11月18日(木)

空が白んできたころ 龍穴神社に到着
お宮のすぐ横の大木がまっすぐに私たちを見据えて迎えてくれる
本宮でお参りし 山の上の奥宮 吉祥龍穴へ
b0138522_1682266.jpg
 
早朝深山 人の気配まったくなし
火を灯して 
人の気配を出さず自然の中で溶けていたいと 思っている自分に気付く
b0138522_16105494.jpg

この山からおりる水が昨日お参りした木津川へ流れていく

b0138522_1617141.jpg

本宮へおりる途中にある天の岩戸 
ここから神の世界を離れヒト里へおりる 水 風 土
穴からお出ましの龍もまたここをとおっていく想像をしながら わたしも通る BOOも通る

8時の開門とほぼ同時に室生寺へ
たくさんの方がお掃除に出られていて 挨拶をして下さる
b0138522_16224590.jpg

座っている如意輪観音様が「ほほう それで? 視野を勝手に狭くしなさんな~」というような表情に見えておかしくなって くすくす笑った
b0138522_1630175.jpg

紅葉もきれい お陽様もやさしくて とても気持ちのよい朝 ずっといたいねぇと言いながら
西へ向かう
 
二上山の麓で てつさんと合流しいったん大阪に入り 聖徳太子廟へ
聖徳太子に限らず 今この世に肉体を持っていない方々と
もし思うように会話ができるならなん聞いてみたいこと教えてほしいことがいっぱいある
でも そうできないから その記憶が残る土地やその暮らしを育てた自然にふれたい
そんなことを思いながらお参りしていると
「ずいぶん 熱心にお参りされてましたね」
廟の通路の草むしりをしているおじさんに声をかけられた
 『横浜から来ました そうそうこれないのでゆっくりお参りしました』
すると手を休めて しばらくいろいろな話をしてくださった

 今、緑のこんもりした丘は古墳だとわかるでしょ 周囲は家や道路であまり緑はないから
 でも当時は石と土でまっしろに浮かび上がるのが古墳 その周囲は田畑山で緑だったからね
 人の住む色とお墓の色が今と昔は逆さなんです

 このあたりは竹之内街道といって 大陸からの使者が港から飛鳥や大和に入るとき通る道
 古墳が並ぶこの道は 先祖を大切にする文化を伝える意味もあったでしょう
 このあたりは曽我氏の勢力地域 血縁の方の御陵が多くおりますよ

草むしりのおじさん(あとで陵墓官の方だと知る・・・)が撮ってくれた1枚
b0138522_1634516.jpg



太子廟を後にして二上山をめざしていた
・・・はずなのに 「あれっ 道間違えた」と てつさんが気付いた時には
推古天皇陵とかかれた御陵の前に来ていた 
b0138522_17103890.jpg

竹田皇子とともに眠る場所 お参りして
ふと振り向くと ちょうど気持ちの落ち着くよい広さの村の様子がみえる
川が流れていて田畑がありその奥になだらかな山
その向こうには高い山 空が高く お陽様が長い時間かけて 照らす
ここが ふるさとなんだな 聖徳太子の 推古天皇の


二上山は「山」としての意味もあるけれど 大津皇子のお参りの気持ちもあった
麓に戻った時にはもう2時近く 天気が崩れ始めたこともあり
頂上に登ることに少しためらって どこか思いの通じる場所が麓や中腹にないか探し始めた頃 
これから登るという人に出会い「30分もあれば登れる」とのこと  
30分ならいけるぞと思って気楽に登り始めたのだけれど・・・
b0138522_1721459.jpg

登山道は川沿いに続き しばらくすると川の下におりれるようになっていた
何かおかしいぞと気付いたのはそろそろ30分経過という頃
「目指す頂はあんなに遠いのにね~」とBOOが雄岳を指さして気付いた
この二上山には雌岳と雄岳があるじゃん。。。
確かに雌岳には30分で到着しそこから20分ほどして雄岳に到着・・・
頂上はものすごく寒かった
いろいろ想うことはある でも ただ一緒にお弁当を食べて
サプライズで喜んでもらいたくて背負ってきた温かいうどんをつくってたべて
b0138522_17312565.jpg

つい最近 教えてもらったアイヌの燕の踊りを唄いながら踊って
b0138522_17324473.jpg

一緒に大笑いして
山をおりた
てつさんも わたしもBOOも足ががくがくしていた
寒さと 30分のつもりで気合い入れずに登ったための筋肉疲労
体って不思議だな
30分だときけば30分ぶんのエネルギーだけ準備するみたいだ

3人4脚の一日が終わった

[PR]
by yokoiterumi | 2010-11-24 17:37 | 2010 たび | Comments(0)