ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


by yokoiterumi
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カテゴリ:BOOの入院 2011.8/15~( 39 )

40  えっ あした~!

病院へ行こうと家を出ようとしたらBOOから電話
普段電話をかけてくることが殆ど無いので びっくりして出ると

「あのさ~  明日 退院していいって 今言われたんだけど~」
『えええ~っ あした? ずいぶん急に でも よかったねぇ~』

わぁ しまった・・・BOOの布団1ヶ月ずっと干してないんだぁ・・・
明日早くから干すしかないな
え~と 寝る部屋を明日掃除して あとはもうしょうがないや~

船乗りさんや単身赴任の彼が久しぶりに帰ってくる時は
こういう気持ちなんだろうか
待っている間は こんなふうにしておいてびっくりさせようとか
いないうちに こういうふうにしておこう とか
なにをしてあげようかなぁと うきうき考えたり

明日はBOOに「おかえり~」ということができる
うれしいな

BOOの同室には 明日手術を控えて準備をしている方 
手術を終えてじっと耐えている方 治療の真っ最中の方 色々な方がいる
カーテン越しに感じるさまざまなことは
きっと 先に退院していった方々が カーテン越しに感じてくださっていたこと
川のように とどまることなく流れていく
「今日の夕日はピンクですね」
BOOの向かいのベッドに入ってこられた方がBOOに声をかける
この窓からの風景を愛でる人もまた とどまることがない

いつものようにベッドにふたりで腰かけて
いつものように窓から景色を見る
「避暑にきたような いい時間だったね」
『ほんとうにね』

栄養士から食事指導を受け 看護師から手続きについての説明を受け
あぁ本当に帰っていいんだと やっと実感が湧いてくる

今日届いた手紙などを読みながら BOO大粒のナミダ
「ほんとうに ほんとうに ありがたいね」と大粒のナミダ
「家に戻ってからゆっくり お礼しなくちゃ」といいながらまた大粒のナミダ

最後の見舞いのお客様は うたさんしんクラブの仲間たち
お腹を抱えて笑う 「あっ やっぱり笑いすぎはちょっとお腹にひびく~」

さぁ 今日はぐっすり寝て 
明日いい顔でBOOを迎えに行こう


いい日をむかえられます
どうもありがとうございます



 

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by yokoiterumi | 2011-09-15 21:15 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(5)

39 みんな違う

昨日BOOが 「失敗しちゃったんだァ」と話し始めた

「食堂で おばあさんに話しかけられてね
 普段なら 挨拶程度にして あまり話さないようにしているんだけど
 おばあさんが 腰落ち着けて話しはじめてさ・・・」

「そのおばあさんが なかなかよくならなくて不安だってBOOに話すんだよ」

「ところで あなたはいつ手術したんですか と聞かれたからね
 うっかり9月5日です って言っちゃったんだ」

「そしたら そのおばあさんが えっ 私と同じ日に手術したんですね
 それなのに ・・・って黙ってしまって 
 多分 BOOはみんなのおかげでとても回復がいいからね
 比べたらもっと不安になっちゃうよね

 みんな不安だから ほかのひとの話を聞いて 
 自分と比べて安心したり 不安になったりするんだよね 
 自分の体だから 他の人とみんな違うんだってわかっているのにね」

BOOの術後の回復は とても良好
たくさんの方があちらこちらからエールを送ってくださっているのが
そのままBOOの体にす~っと染み込んで
一緒に生きているよう
もうすでに BOO一人で生きているんじゃないんだな

物質ではない 漂い包みこみ染みこむもの
私はそれを目の前で感じている


「それでさぁ BOO困っちゃってね
 これどうぞ おもしろいですよ って本をあげちゃったんだ
 藤沢周平の本をその時 持ってたからさ」


ええええっ~ その本借り物じゃなかったっけ・・?

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by yokoiterumi | 2011-09-15 08:53 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)

38 明るいうちにかえる

朝 電子ピアノの位置をかえようと格闘していたら パソコンのモデムやルーターの電源を抜いてしまった
その後 インターネットに うんともすんともつながらず 困った・・・
モデムの会社に電話してナビゲートしてもらうとモデムは異常なく信号も届いていて
結局ルーターのなにかが問題のようなのだけど ルーターの説明書が見当たらず電話できない・・・。
しょうがないから1本だけモデムから直接パソコンにつないでみた
はぁ・・・
これもいつもBOOがやってくれてるんだよなぁ・・・
さささっと片付けたかった仕事がどっさりカサを増して乗っかった気分になり
疲れてしまった・・

そのままBOOに会いに行く BOOは順調に回復している
今日は無理して にっこり笑わなくてもいいや~ 
このまま甘えちゃえ~
ちょっと眉間に力を入れて甘え顔のまま
「BOO つかれたよぉ~ たいへんだったぁ~ 背中がいたい~」

入院中のBOOに背中をさすってもらった
「もうちょっと右のほうが痛いんだけど~ いいね~ BOO上手~」

『てるみ つかれてるんだから 今日はもう帰りな BOOはだいじょうぶ』
・・・そう言われると なんだか元気が出てくる・・・ なぜかなぁ
「でも もうちょっといる」

『明るいうちに 今日は帰りな ビールでも飲んで お風呂入って』
「うん じゃぁ かえるね」

『パソコンは帰ったらBOOがやってやるから ほっときなさいよ』
「うん」

『それから 片付けして BOOの大事なモノは捨てないでよ』
「うん  ・・・・(えっ 大事なものってなに)」

家に帰って お風呂に入った
ビールも飲んだ 
今日はテレビでもみようかな


明日は元気~

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by yokoiterumi | 2011-09-14 19:35 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)
10月に予定している 長野の『風の谷絵本館』での「よこいひでお ろうけつ染展」のちらし作成が遅れてしまっている 
今日こそと思っていたけれど 髪の毛切りに行っちゃったし 明日だな・・・
チラシの中に なにかよい言葉を落とせたらいいなぁと思って
BOOに体調が良かったらメモでいいから書いてみてね と頼んでおいた

「照美~ 一応書いたよ 
書き始めたら 毎日思ってるけど 照美に言ってなかったこと思い出した~
いつもね おひさまをみて あぁ てるみがのぼってきたって思ってるんだ~
この文 チラシに使えるかどうかわからないけど 見て 」とBOO
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『うん これはチラシにはつかえないね』

「やっぱり」 と わたしのダメ出しに慣れているので あまりがっかりしない

『でも いい文だよ 今のBOOの気持ちブログに載せとくね』

以下BOOの文

ひょんなことから入院し、やっともうすぐ退院できるのだが
その病室が窓際で 目の前には 森と鉄塔と青い空が広がる。
この愛しき風景にどんなに癒され いつも僕の心は はばたくことができた。
中でも楽しませてもらったのは 西風に次々と運ばれてくる小さな層雲の色と形だった。
雲の団子が右から現れるたびに 僕は次々と名前をつけて 遊んでもらった。
「うしろだぬき」「笑い象」・・・いっぱいいっぱい言葉が生まれてきた。
(メールで照美に送ったら、頭が狂ったかと思われた!)
夜早く寝るので、夜明け前に起きてカーテンをしずかに開けて
黒から青 それから赤にかわっていく 空と雲の壮大なドラマにいつも言葉をのんでしまった
おひさまが昇り始める赤は ここから歩いて10分ほど 僕の妻であり同志でもある照美がまだ多分眠っている我が家の位置であり、その後 近所の高校に おひさまのドラマが移っていく。
てるみが美しく照り始めるのを見て僕の一日が始まるのだ。
僕の作品展が1ヶ月後 長野の伊那谷『風の谷絵本館』で始まる。
もちろんその時はライブもし、作品展も楽しむ。
この1カ月の入院生活が僕に学ばせてくれたことの おおきなひとつは
この窓から見続けた 1枚のキャンパス
間違いなく 新しい僕の原点となっている。


1カ月ぶりのツーショット
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by yokoiterumi | 2011-09-13 22:01 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(2)
BOOとベッドに並んで空を見ていたら パタパタパタと子どもの足音
んっ・・・・? うちのお客さんじゃないよね~
うお~ なんで~ ここが分かったの~?
病院の名前も知らせていないのに うたさんしんくらぶの常連で 遊び仲間のちびちゃん達
後から付いてきたお母さんが「いやぁ 家から歩いて行ける病院って言ってたから ここかなとおもって」
お見舞いの品は覚えたての文字もならんで うれしい
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先週の水曜日のうたさんしんくらぶにBOOがいなかったのが不思議で
BOOさんは病気で入院している と教えたら 絵を描いてくれたのだという
うれしい
「じゃぁ BOOのかいた絵を見せてあげようね」
とBOOが子どもたちに見せたのは 先日かいたウンチの絵
よろこんでいた 子どもたちもBOOもわたしも
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手術後 ブログ初お目見えのBOO
おかげさまで こんなに回復しています
眉毛が伸びてしまったので 今度切ってあげなくちゃ
そうしたら もうちょっと若くりりしく見えるからね~

そろそろ帰るよ というお母さんに
「え~ まだかえりたくなぁい」
と言いながら  覚えてたのスキップまで披露してくれて
たまごっちのゲームまで教えてくれて

子どもは魔法使いだなぁ
あっという間に 空気が変わった
ほんとうに あっという間だった
ただ 心のままに表現していれば じぶんだけじゃなくてまわりがみんな 居心地良くなることを 理屈抜きに教えてくれる

すごい

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by yokoiterumi | 2011-09-13 21:34 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)

35 あっ わすれてた

朝 BOOに玄米スープとお水を届けてから
愛車ボンゴフレンディの修理のためにケーユーへ
お店に到着するなりBOOから電話が来て
「看護師さんに 面会時間守ってくださいね って優しく言われた~」
ははは・・・ 明日から朝行くのはやめるよ

ボンゴも二日ほど入院・・・さびしいなぁ
車で来たけど帰りは電車 まだ一度も乗降したたことのない駅のまわりには
ショッピングモールがあって ふららふららと歩いてみる
ソファを見たり 好きな雑貨を見たり アウトドア用品のお店に入ってみたり
早く家に戻って やらなくちゃいけないと思っている溜まった仕事があるのだけど・・・
今日は気分転換の日にしよう

カフェでサンドウィッチとコーヒーを頼んで ぼ~っと人通りをみて
また ふらふらとショッピングモールを歩いた  はずなのに。。。
はっと気がついたら 
喫茶店の片隅の小さな庭の木々にさわって 木とおしゃべりしていた
あやしぃ~
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でも これはわたしにとって今まで当たり前のことだった
あっ わすれてたなぁ
森にも行ってないしなぁ
病室から森や空を見てるけど 木にさわっておしゃべりしてなかったなぁ
そうだ いい季節になるし BOOが退院したら なるべく森ですごそう

今日は自分のお世話は自分でしないでやってもらおう~ と決めて
ご飯も作んないで美味しいお弁当買っちゃおう~
そうだ まずは きれいにしてもらおう~ と美容室へ
かわいくなった 
BOOにも好評 久しぶりにBOOの写真モデルに抜擢
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by yokoiterumi | 2011-09-13 21:12 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(2)
昨日帰り際にBOOが 「弁天様にいかなくちゃなぁ」という
『そう~ じゃぁ 明日いってくるね』
わたしもBOOも大好きな家の近くの霧が池弁天様に 病院へ行く前に寄る
これから先のことばかりがわたしの頭にあって 
お導きとお守りお願いします と手を合わせ 10歩くらい通り過ぎてから 「はっ」と思いたってお宮の前に走って戻った
「すみません わたし あ~だこ~だ 言いましたが 夫が伝えたいのは 無事に手術が終わりましたありがとうございました。 ということのようです。 すみません。ありがとうございました。」

術後お腹からしみ出る体液を排出するためにつけていた管が外れて さらに身軽になったBOO
点滴も1袋になった 足取りも昨日よりずっとしっかりしている

お見舞いに訪れた友人との再会に喜び  かわらずそのままのBOOの姿勢がうれしい
何かをこういう結果に導こうとかそういうことは何もなしで
その時感じたことを ただ話すBOOが好き

「BOOは病院では寡黙に徹してるの 
せっかくね こんなに自分と向き合える時間を与えてもらったのに 
世間話をするのはもったいなくて 
だからBOOからは話しかけないで 黙ってるんだ 」

わたしのいないところで BOOは修業さながらの時間を自分でつくっている
それはBOOにとって 今では心地よく 愛おしい時間なんだということが分かる
わたしもまた BOOのいないところで整理整頓をしている
何を大切にしたいのか なにがわたしたちには大事なのか
いま必要のないものはなになのか 捨ててよいものはなにか
物も 気持ちも
物を捨てることで 一緒に手放せる気持ちもある
削いで削いで 風の通りをよくしていたい

食事ができるというのは 本当にすごいこと 信じられないくらいの 力を産みだす
今日の夕食もまた一番最後 一人残っているBOOの隣に座って食卓を見ると びっくり
えええええ~~~~~~
昨日はさらさらの おもゆと具なし味噌汁だったのに
今日は三分がゆ さらに焼魚と豆腐の煮物 味噌汁の具はキャベツで デザートはヨーグルト・・・。
8月15日以来の食事らしい食事に
「BOOのおなかが びっくりしてる」 とBOO

昨日のおもゆの状態を見て 飲水代わりに持ってきた玄米スープはちょと濃かったなぁと
今日は少し薄めのさらさら飲めるスープにしてきたのに・・・
わたしは あかちゃんの離乳食をすすめるイメージでいたので 
この進みの早さというか 坂道ではなくて階段を上がるようなステップアップに びっくり・・・

家に戻ったら 
BOOのからだに耳をすまして ききながらいろいろなことを すすめていきたい
すべてが自然とひとつであれるように 自然の姿に戻るように 祈りながら

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by yokoiterumi | 2011-09-12 23:21 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)

33 空の青さを知る

BOOの病院は食事を病室でとるのではなくて 原則として食堂でとる
とにかく時間をかけて体に入れるようにしているので 
食事の始まりの放送が入ると 一番に部屋を出て帰ってくるのは一番最後

同室の人が帰ってきた後に 食堂へ様子を見に行くと
BOOひとりで 給食の居残り組のこどものように ポツンと食べていた
「ゆっくりゆっくりたべてるんだ~」
隣に座って見せてもらうと
トマトジュース さらさらのおもゆ くずゆ 具なし味噌汁 の4品

たったこれだけだけど 絶食からの復活には十分なんだなぁ・・・
人間の体はすごい 自然治癒の力は本当にすごい
毎日毎日 少しずつだけど 回復していく
「人間の体は本当に神秘だよねぇ うんちがでて おならがでてさぁ」

おもゆ程度ながらも食事が口から入るので点滴が減って 入院以来ほとんど点滴とともに歩いていたけれど今日の午後は 身軽に動ける時間が長くあった
「あぁ 鎖が外れて自由の身になったぁ」
立ち上がりも歩く時も 力強さはさすがにまだないけれど ふらつくことがない
すごいなBOO

わたしはBOOのおかげで 基礎体力がグンとアップした
病院までの往復も歩きか自転車にして 病院ではエレベーターを使わず階段で
そしてBOOの運動(まるで徘徊のようなお散歩・・・)につきあうこと

いつもはカラカラカラと 点滴を下げたポールを押しながら二人で歩いていたけれど
今日は身軽に 体ひとつづつ 
ずっとずっとしてきたように BOOが右わたしが左にぴったりくっついて歩く
BOOの左の肩に顔を押し付けて BOOの肩越しから景色を見るのがわたしは大好き
青い空を 窓越しに ふたりで見あげて
「あぁ しあわせだねぇ~」 『(しあわせだ)ねぇ~』
しばらくずっと空だけを見あげて また 「ほんとうに しあわせだねぇ~」 『(しあわせだ)ねぇ~』
こころのなかで 「いつも何度でも」のフレーズ(繰り返す過ちの その度 ひとは ただ 青い空の青さを知る)をおもっていたら 
BOOが 「昨日のライブで いつも何度でも 唄ったの?」と聞く
あっ BOOも今 同じフレーズおもってたかな

鏡の前を通るたびに ふたりで鏡の方を向いて にっこり笑う
ふたりともちょっぴりスリムになって いいかんじ 

『回復してきた安心感で 疲れがどっと出ていませんか?このベッドにふたりで寝るには狭いしねぇ』
看護師さんに声をかけられた
ふふふ・・・
でも 疲れたなぁと思う時は わたしもBOOの横に無理やり寝てるんだぁ~
BOOに もうちょっとそっちに寄って~とおねがいして・・・。
それで看護師さんのカラカラというワゴンの音がきこえたらシャキッと起きてるんだぁ~ 

今日はラベンダーのオイルで足湯をする
「ところで照美 お風呂には入ってるんだろうね」
『・・・・・。』
「戸締りをちゃんとして 入りなさいよ」
『帰ると汗びっしょりだから わ~ってシャワーして満足なんだよ~
 じゃぁ 明日のお昼にゆっくり入ろうかなぁ お風呂』
「だめ そうしたら BOOのとこに来るのが遅くなるから 夜はいりな 」

手術後の検査がぼちぼち はじまっている
体のコンディションは毎日違う その瞬間を切り取って検査の結果が出る
次の瞬間の体は また違うものかもしれないけどなぁ

最近は そんな気がしている




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by yokoiterumi | 2011-09-11 22:40 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(2)
今日のBOOからのメールは「てるみ おなら2こでた」
おぉよかったじゃん と思いながら病院へ行くと 「うんちもでた~」
おぉすごいじゃん と思ったら 「お昼から流動食が出た~」

ええええ~っ 昨日のあの心配からこんなに前進していいの・・・?
朝 主治医の回診で「お腹すきました~」と言ったんだって
よしっ 明日から玄米スープ持っていこう~

病室の窓から見る空はすっかり秋模様 今日は暑い日だったけど
空はちゃんと秋になっている
お見舞いに来てくれた友人が 非常階段の柱を一生懸命昇っているカマキリを見つけ
私も目が離せなくなる
「上には空しかないんだよ 地面は下だよ」と声をかけたくなる
ここは4階 ずいぶんな距離を昇ってきたカマキリは 5階へかかるところで
一旦躊躇したのかしばらくとどまったけれど また上へ上へと昇って行った
屋上まで行ったのだろうか   どうするのだろうか
向いている先がいったいどこで 何が待っているのか 分からなくても
自分の感覚のみで進んでいくんだな
辿りついた先で どんなことを思うんだろう


今日は夜 高校時代の剣道部のOB会の席でミニライブをさせてもらった
BOOといっしょに唄えたらもっと良かったけれど
わたしのままで お世話になった先輩方や 同じ道場で稽古をしてきた後輩たちや先生方に会えた
普段のライブと違うのは 直接お世話になった剣道部OB会への感謝のあれこれをしゃべること
お世話になった方の前で唄えると決まって いろいろなことを考えた
わたしは たくさんのひとにお世話になって かわいがってもらって今まで来た
いま わたしそのもので その場に立つことが何よりの恩返し

こんなに力を抜いて 唄が唄えること おしゃべりできること  
お世話になった方々に会えることが ほんとうに ほんとうに うれしい

ありがとうございます

ライブを終えて帰る時BOOから ねぎらいのメールが入っていた
うれしいねぇ~

あしたはBOOのそばで長い時間のんびりしよう~
(いつものんびりしてるけど)


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by yokoiterumi | 2011-09-10 23:56 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)

31 感謝して泣く

昨晩 家に帰ったら 玄関に 中身の詰まった封筒が届いていた
送り主は 「白ひげ眼鏡のヘビ学者」だった
これはBOOに封を開けてもらおうと そのまま鞄に入れた

9月11日(日)に 川上村の源流館という施設のイベントで 弥勒はライブをすることになっていた
「白ひげ眼鏡のヘビ学者」は今までの研究成果を『ヘビ展』で発表することになっていた
弥勒は『ヘビの唄』をうたう予定をしていたが、BOOの入院でお断りせざるを得なくなった
『ヘビの唄』はBOOじゃないと唄えないからなぁ・・・・

部屋に入るとファックスが1枚届いていて 「白ひげ眼鏡のヘビ学者」に同行して吉野川源流の川上村へ調査の手伝いをしている ヘビ学者の弟子からだった
その内容は 今回の台風で 川上村もまた大きな被害を受け
源流館のイベント自体ができない状況になったということだった
白ひげ眼鏡のヘビ学者『ヘビ展』もできなくなった

なんだか 不思議な気持ちになった
意味を考えてしまいたくなる めぐり合わせ

今日 封を開けずに「白ひげ眼鏡のヘビ学者」からの封書をBOOに持って行った
「わぁ うれしい なんだろう」とBOOは封をあけると 写真と手紙がはいっていた

背筋をぴんとのばし姿勢正しい清々しい字で書かれた手紙を 読み始めてすぐ
ポトンと BOOが涙を落して
「こんなに みんなによくしてもらって ほんとうに
 病気をしてから 感謝してなくことばかり」  と言った

背中越しに覗きこむように私も手紙を読んで 丁寧に丁寧に綴られているこころと文と字に
BOOと同じように あっという間に涙がわいてきた

ご自身も大きな病気を経験されている「白ひげ眼鏡のヘビ学者」は
BOOのことをとても心配してくださっていた 
サンショウウオや蝶などの写真と幾筋も光を放つ東の空の写真を同封してくださった


たくさんの方の真心に 涙そうそう




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by yokoiterumi | 2011-09-10 23:32 | BOOの入院 2011.8/15~ | Comments(0)