ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


by yokoiterumi
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カテゴリ:弥勒とぽん(癌)11/29~12/11( 30 )

30 弥勒 いいねぇ

12月10日(土)
午後から これからお願いすることになる訪問看護師さんがケアマネと一緒に訪れる
BOOもわたしも いろいろ話し BOOのカラダをさわりながら看護師さんは話を聞いてくれる
我が家の一室では  視診 触診 問診
ヒトがヒトを診るとき

場所が我が家だから 緊張せずに聞けたり いつも思っていることがそのまま浮かんだりする
次回の外来受診の時に いったいどんなことを主治医に確認したらいいのか
そんなアドバイスも いまの私にはとてもありがたいことだった

BOOの娘たちが迷子になって霧が丘をずいぶんと歩いてやっと到着する
以前 森の子どもおとな探検隊で一緒に遊んだBOOの孫たちは
そびえたつくらい大きくなっていて それでも小さい頃の面影があって
かわいいなぁ

BOOもうれしくてだいぶ長いこと起きて過ごす
九州からはるばる飛行機に乗ってBOOの顔を見に来た長女に
弥勒のライブビデオを見せようと 6月新治市民の森奥津邸でのライブ映像をみせる
久しぶりに見る 元気なBOO 
ただ うたうこと 何の心配もなく ただ 二人そのものではじけて唄う私
なんともいえない BOOとわたしの 声の合わさり具合

「わぁ~ 弥勒 いいねえ」 とわたし
『ほんとだねぇ すごくいいねぇ』 とBOO

自分たちのライブに 励まされる

「BOO また こんなふうに唄いたい」
『そうだね てるみ 唄いたいね』

BOOの娘がむかしのBOOの話をぽろぽろとしてくれる
「よくおかあさんにしかられて玄関先に出されることがあったんだけど 少しすると おとう(BOO)が 一緒に散歩しようかと近所を一周してね  なにかあったのかぁ って聞いてくれたなぁ・・・。
どこにいっても いろんな不思議な人とすぐ友達になっちゃって・・・。
おとう(BOO)と山に行くと いつも人の通らないところばかり連れていかれて 冒険だ~って・・・。
社会人になって他の大人の中に入ってびっくりした。今までおとう(BOO)がみせてくれた世界とあまりにも違うものだから。それで てっきり おとうは自分に違うものを見せたんじゃないかと思った時もあった・・・。
ずっと小さい車だったから家族全員乗れなかった あるときみんなで出かけるために おとう(BOO)がワゴンを買ったんだけど その頃から反抗期で一緒にでかけなくなったから かわいそうだったな・・・。」

夕方 友人がBOOの顔を見に来る
いろいろな人を迎えた今日だった

夜 ひとりで月を見る
「BOO~~~~~~~ みて~ おつきさま すごいよ~」
いままで こんなふうに すぐにBOOを呼びに行って
ふたりで すごいねぇ~を連発してみていた いろいろなものごと

今日は ひとりで感じた後に
「BOO 今日は月食だよ」
と つたえにいく

BOO なかなかぐっすりと寝付かれず 何度も浅く寝ては起きを繰り返している今日
わたしも なかなか寝付かれず こんな時間なのにまだパソコンに向かっている


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by yokoiterumi | 2011-12-11 00:35 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)
12月10日(土)
朝 西のまじょ からメール 「足浴器あるけど送ろうか」
えええ~ どんな足浴器?と返信すると
なんと オークションでゲットしたいなぁと思っていた足浴器だった

白いまじょ に足浴器を勧められたのが昨日の昼過ぎ
むくんだり ひえたり カラダに水がたまったりしているBOOに 絶対にいいと思って
オークションに参加し ブログに書いた

そしたら 明日我が家に届くことになった
すごいタイミングだぁ・・・
少し気弱になっている私に 「ほら ちゃんとみてるんだよ」と かみさまが私に分かるように とりはからってくれているようで うれしくてありがたくて

午前中に生姜湿布をする
息苦しさがあるので 胸の水がたまってしまったんだろうと思い
せめてその部分をあたためようと BOOのカラダをさすっているうちに
脇腹にお水がたまっているのが分かって
左右に温湿布をして 里芋パスターは右側だけする
カラダを冷やすのではないかと不安になって とりあえず今日は右側だけ
温めている時は 呼吸も楽になって 「きもちい~」を連発

そうだよね
「きもちい~」ことをすればいいんだったよね
私たちの姿勢はそこが一番だった

「明日は足浴しながら生姜湿布ができるんだね」
BOOはとても楽しみにしている

思えば 西のまじょ のところへ出かけていったのは今年の8月
ガンで余命宣告された 西のまじょに どうしても会いたくて
どうしても 唄を届けたくて 押しかけていった
普門寺のお薬師様の日のライブ 忘れられない日になった

そしていま 西のまじょに 「できることはさせて~」と応援してもらっている

自分たちの近い未来が 今のような状況であることは 思いもよらないことだった
あたしはあなたで あなたはわたし
これは 学びだなぁと感じている

左腕のむくみも少しずつ目立ってきていて 
手作りアロマクリームで念入りにマッサージする
むくんでいる腕に初めて気づいた時には
とてもびっくりして ショックだった
でも 毎日マッサージして BOOに触れている間中 私も気持ちいいしBOOも気持ちよさそうで むくんでいる左腕にふれるときが 今は何となく愛おしい

13時ころには到着すると予定していたBOOの娘たちを 楽しみに
12時前からウキウキして待つ

BOOのろうけつ染の部屋にあった仏壇を居間に移すことにした
BOOの願いでもあったけれど BOOの前の家族が来るときに先祖も一緒がいいなぁと思って大忙しのなか引っ越し
ふすま一枚ではあるけれど いまのBOOは なかなかその部屋まで行ききれないのと いつも一緒に暮らしていることは分かっているけれど なんとなくふと話しかけたくなった時の扉になっているような気がして 一緒の部屋で過ごすことにする

「ゆうすけ 今日はお姉ちゃんたちが来るよ」
すぐそこにいるように 話しかけているBOOを見て
あぁ 移動して良かったなとおもう



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by yokoiterumi | 2011-12-11 00:01 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)

28  ともだちはいいなぁ

12月9日(金)
今日は4時半におきて(起こされて) 玄米クリームを食べた後に 生姜湿布と里芋パスターをする
あたためるのは とてもいい気がする
「あぁ からだは あまり動かないし いたいときもあるけど しあわせだなぁ~
とbooがいうので 私も~と言う

朝ご飯の後はまたベッドに入ってBOOはやすむ
今日は雪が降りそうなくらい寒くて毛布をかけると
毛布が重たいというので 軽い毛布を探すが我が家にそのようなものはなく 後で買ってくることにする

お昼ころになると 少し気力が充実して 今日は届いた手紙やファックスを自分で読む
私のブログをプリントしたものも 読んで
BOOの話のところを指さしながら
「BOOがしゃべったことだけどさ なんだか 自分で読んでて涙が出てきちゃった」


午後から 白いまじょと待ち合わせ いろいろものを教えてもらったり 魔法の水滴を分けてもらった
BOOの寝室に掛け時計をひとつかう
足浴がいいんじゃないかと教えてもらう
足浴器を手に入れるべく 今オークションに参加中
でも・・・落札できるかなぁ・・・
今すぐにでもほしい 足浴器

夕方 大学時代の友人から電話があって 遊びに来てくれるという
おかあさんを 先日ガンで亡くした彼は 我が家に入るなり
「ん  よし っ 節電して寒いの我慢してるかと思った 寒いのはほんとによくないからね」
とアドバイス

2年ほど病気と一緒に過ごしたおかあさんのことや 息子としての自分の気持ち
なくなってからの後悔
家族で看病するときの 息子としてのテリトリー いろいろ
経験するっていうことはすごいことだと思う

「あのさ いろいろなことが 出来なくなっていくかもしれないけど これできないなら こうしようとか 工夫してやり方を考えながらやればいいだけだからさ」
少しココロが硬くなりがちの私を見透かしているように言う

「ずっと いつ行こうかな とタイミングをうかがってたよ
いろいろな友達いるだろうし おれなんか順番でいたら 100番目くらいだろうからなぁ
もう少し後にしようとかさ 迷惑だろうなぁとかさ
そういうふうに 考えてくれている人がいっぱいいると思うよ」

そうだね 考えてくれている人が たくさんいるよね 

「しかし 横井さん 何だか若くなったというか 精悍な顔立ちになったね~」
ほめられて いい気持ちのBOO

経験ってすごいなぁ
心配事や気になっていることを さらさら 冗談交じりに喋っていく

「お客さんもたくさん来るだろうから 焼き菓子持ってきたよ」
ふふふ たぶん 私一人でたべちゃうかも~

ここ数日 夜中と早朝に起きるBOOにつきあって 睡眠時間が激減だったので ものすごく眠い
きょうは もうねよう



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by yokoiterumi | 2011-12-09 22:28 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(2)
12月8日(木)
夕方 実家の父と母がやってきた
今日は寒いから 電話したら私が来なくていいというのを察知して
今 十日市場駅だから と電話があってびっくりする

リンゴや梅干しやカブ 白身の魚の煮つけ みかん
サンタクロースみたいに ガラガラと買い物車を引きながら

しばらくして 十日市場に住む友人から電話があって
届けたいものがあるからと 寄ってくれた
風の谷絵本館でのコンサートをDVDに編集してくれていて
その表紙は BOOに絵をかいてほしいと 前から声をかけてくれていた
スケッチブックと パステル
こんな表紙にしたい~と持って来てくれた試作は
虹が飛びだすカードになっていた
飛ぶ出す表紙は10人限定かなぁ~と笑いながら
また 泣きそうになっちゃった

ずいぶん前に 仕事が大変だった旦那さんが体調を崩して入院した時 絶食の検査期間は生きた心地がしなかったこと 心配でいろいろなことを勉強したこと 私の夏のブログを読んでいて思い出したと言ってくれる
なにか ただ私のために書いていることが
誰かの何かと響き合っていることが うれしくて うれしくて

いろいろなことがあって
辛い思いも 悲しい思いも 嬉しい思いも からだと心でうけとめて
学びながら成長していく

夜 BOOのいろいろを気にして元気がなくなりかけている私をみて
「てるみ 気にしない 気にしない」 とBOOがいう
もう まったく逆
「でもね もしBOOが てるみだったら もっともっと わぁわぁ泣いてるよ」


ねぇBOO わたし よくわからないの
どんなふうに思っていいのか はっきりしないの

「てるみ 今のこの一瞬で 長い人生を判断しちゃいけないよ
 前世の続きを今生きていて まだまだ続きがあるんだよ
 今生で経験して分かることもあるし 次に分かることもあるよ
 どんな状況でも なにかのせいにするんじゃなくて つらい気持ちのときも悲しい気持ちの時も 感謝の気持で暮らせることを 今BOOとてるみは学んでるんだよね
いろんなことがあることを経験しないと 分からないからね」

ゆっくりゆっくり BOOに向きあって わたしは コクンコクンと子どものように頷いて話を聞いている
わたしが好きになったBOOがいる




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by yokoiterumi | 2011-12-09 00:05 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)
12月8日(木)
ここしばらく 毎日 二人でポロロンと 涙をこぼすときがある
つらくてじゃなくて いろいろな人のやさしさがありがたくて
感謝の海でたぷたぷ 泳いでる

ふらりと寄ってくれる友人や 電話や手紙をくれる友人の心遣いも
あちこちで見守ってくれるたくさんの皆さんの しずかな心遣いも


そんななか わたしは少し行く先をまごまごと迷っている

胸の水を抜くために 処置をしたのが1週間前
昨日の夕方から すこし 呼吸がひゅうひゅうといいはじめたのを
わたしもBOOも
気づいている

胸の水が たまり始めているのだろうと 感じている
左腕や右足がむくみ始めているのも 気になっている

9月に退院した後は 家で出来ることをとにかくやれるだけやろうと一生懸命になった
なんの迷いもなかった
ビワの葉や生姜湿布里芋パスターも 食事も 感覚でやっていたけれど
なにかよい方へ向いているように思っていた
主治医から決して甘い診断ではない内容を告げられても
なんとなく気持ちは軽かった
それは BOOがどんどん元気になっていったからというのもあった


今回は なにをしたらいいのか 本当に迷っている
今までどおりで本当にいいのか どうしたらいいのか

閉じていこうとしているのか 開き続けようとしているのか
何が自然で 何が不自然なのか
わたしは どうしたらいいのか

『ほしいものや願いは 言葉に出して 「あたえてください」 と手のひらを広げないと入って来ない』と 沖縄伊計島の海を見ながら恩人に教えられたことを思い出しながら
ほしいものは 「BOOの健康」で 
願いは 「病気を治してください」
ちゃんと分かってる

でも 健康を損ねていること 病気であることが自然ならば
治してほしいといっていいの・・・?
夏からのこの状況を なんとか治癒して終えたいと思っていいの・・・?

こんな簡単なことなのに 何かが邪魔をして 分からなくなっていて
自分たちなりに心がけてきた自然療法や食養も 自信がなくなってきて
これから どうしたらいいんだろう と気持ちがまごまごと迷ったまますごしている

そんななか
朝 友人から電話がかかってきた
「ドクダミから抽出したエキスでガンを完治させた人がいるのよ
そのエキスは 今 ドクダミの季節ではないから作れなくて在庫がないみたいだけれど
日本中に そのエキスを持っていて ガンが治って もう使わない人がいるはずだから
なんとか手に入らないか さがしてみるね」

ベッドのBOOに いま そんな電話がかかってきたよ と伝えに行く
話しながら ぼろぼろ涙がこぼれて
こんなに 私たちのために一生懸命考えたり調べたり探したりしてくれている人がいるのに
BOOに絶対治ってほしいと思ってくれている人がいるのに
まごまごと ただ毎日 体調の変化にびくびくとしている わたし
そんなわたしを気遣っているBOO

「てるみ たいへんだろうけど 生姜湿布と里芋パスターしてくれる?
 胸の水が これ以上たまらないように 二人でやってみようよ」

うん わかった

午後から2回 生姜湿布と里芋パスターをした
真剣に

「真剣にやれば 誰かが助けてくれる」 ふと口を衝いて出てきた
あれ それ聞いたことがあるよ とBOOが言う
「これはBOOに教わったんだよ。 高木仁三郎の言葉だってBOO言ってたよ。聞修院での結婚式のときに みんなの前でBOO言ってたよ。」

BOOの健康が戻って元気になってほしい
BOOの病気を治してほしい

さきに言っとこう
願い事かなえてくれて ありがとう~



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by yokoiterumi | 2011-12-08 23:27 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(2)

25 BOO夢を見る

12月8日(木)
夜中の3時に
「てるみ~ てるみ~」 と起こされた
どうしたの? いたいの? と聞くと
「ちがうの 今 変な夢を見たんだけど
桜色と薄青色の幕のなかで
ブータンの王様がボロボロの着物を着て五体投地をしているんだよ
王家のさだめは アウフヘーベンなんだな
AとBがCをうんでいく
今あるものを守るんじゃなくて 今あるものを使って 新しいものを作っていく
それから 今日来た 白いまじょ が お姫様ででてきたんだ」

ふううう・・・ん・・・。

「それでね なんだか身を清めなさいと言われている気分なんだけど
これからお風呂入りたいんだけど」

えっ・・・。
今から・・・?

「ごめんね・・・。 かゆいし・・・。」

まだ抜糸が済んでいないので 気にしてカラダを洗っていないから
かゆいだろうなぁ・・・。

じゃぁ お部屋温めて お風呂いれてくるから待ってて

「うん」

お風呂から出て 少しむくんでいる左腕と 右足を念入りにマッサージして
また布団に入る
寝室へ移動しながら

「あぁあ スタスタ歩けるようになりたい」
BOOがいう


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by yokoiterumi | 2011-12-08 22:39 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)
12月7日(水)
朝 5時ころからBOOがごそごそとベッドの中で動き出して
いたいのかなぁ・・・と心配になる
「BOOだいじょうぶ?」と頭をなでて
もう少し寝ようね~と あかちゃんを寝かしつけているようにしていると
また寝息を立てたので よしっ と私も布団に入り直す

白いまじょ のようなお友達から電話があって
BOOに持ってきたいものがあるからと わざわざ家まで来てくれた
魔法の水滴 ぽたぽた したり
まだやったことのなかった 梅醤番茶をおしえてくれた
うわぁっ おとぎ話の世界を生きているみたいだなぁ
たのしいなぁ

BOOも途中 ねむりの国から帰ってきて 
「あのねぇ てるみ以外に だれかもうひとりが BOOのそばにいたんだけど
 妖精みたいなかんじ」
いいねぇBOO 妖精が守ってくれてるんだねぇ

麻布に 麻畑をえがいたロウケツ染の作品を見せたくて
だしてきてほしいと私に頼む
とてもいい とほめられて とてもうれしそう

BOOのことを大切に大切にしてくださる方が たくさんいて 
ほんとうに大切に慈しんでくださって
なんてありがたいことなんだろう と感動しながらそばにいる
BOOはお地蔵さんみたいに ちょこんといて
こっくりとうなずいたり 笑ったり 無邪気におしゃべりしたりする

午後から受診 タクシーで病院へ
主治医に
「薬を飲むと怪獣のように がおぅがおぅ と寝ています  
ご飯以外はねていて ご飯の時もうつらうつらしています 
薬が強いのかな もうちょっと起きててほしいですけど・・・」
というと もう少ししたら落ち着いてくるはずだからとのこと
そうか リトマス試験紙みたいに なんだもかんでも すぐに変わるっていうものじゃないんだな

夜 ご飯を食べながらBOOがいう
「なんだかね いま なんにも不満がないんだよ
 丈夫だった時にはね いろいろなことに不満足もあったけれど
 いまは まったく すべて満足  」

それを聴きながら 私も同じだと思っていた
なぜだろう
いま 本当にこころは満ち足りている
もちろん
不安もあれば心配もあるし 奇跡がおこらないかなぁ~と思う気持ちもあるし
もしかして 全然平気なんじゃない~と現実ばなれした気持ちになることもあるし
でも そういう気持ちは 実はあまり重要ではなくて
わたしたちにとって
いま 満足して 一瞬一瞬生きていることが とてもうれしい

大切な人が 健康を損ね 
命に限りがあることを肌で感じることも
遥か遠い未来に先延ばしではいけないと提示され
いままでとは まったく違う捉え方で いのちを今感じている
生きることは感謝そのもの


BOOの怪獣のような寝方にもだんだん慣れてきて
心配しなくなってきた
友人が差し入れしてくれた お菓子をポリポリ食べて
今日はプシュッとビールの缶をあけた
少し 毒も入れながら 力を抜いて暮らしていこう


明日は 楽器を鳴らそうかな
レコーディングの自主練 はじめておかなくちゃ
ギター 一発でOKになるくらいに (多分むりだけど)

やることいっぱい あぁ いそがしい あぁ たのしい あぁ うれしい





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by yokoiterumi | 2011-12-07 22:55 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(2)
12月6日(火)
夜中 BOOのベッドの隣で なかなか寝付けず
BOOの呼吸を 息をひそめてきいてしまう
薬がよく効いて 豪快な龍のように寝ている

朝ご飯の後 椅子に座ってゆっくりとケルトの曲を聴きながら
こちらの世界と 痛みどめの薬に導かれる ねむりのくに との間で
「いまBOOはね すこし病んだ妖精だと思っているんだ」という
そっかぁ 
妖精はどうして病んでしまったの? ときくと
「妖精にも波があるんだよ」 という

ベッドにはいったBOOに
「王子 今日の夢は なににいたしましょうか」 ときくと
『白馬に乗って 空をかける夢』 というので
「かしこまりました 魔法使いに伝えておきます」
ほんの数秒で あっというまに夢の世界へ
薬の強さの心配も ないわけではないけれど
眠れるということは ありがたいことだなぁと思う
わたしも 昨晩の寝不足をとりかえすべく 朝寝する
何度か電話や宅急便などで起こされたけれど
ゆっくり休んだ午前中だった

お昼御飯に少し早い時間に目が覚めたので
お風呂に入ることにする
オレンジとレモンの精油をお風呂にたらして
南国の果樹の森でのんびりしているイメージにする

昨日ほど 歩く時のふらつきも少なくなって 
お風呂もトイレも 少し手を貸せば じ~っと見張っていなくても大丈夫

午後にはリクライニングする 王様の椅子がやってきた
同じタイミングで 仕事帰りに顔を見せに友人が寄ってくれた
4,5年前に 森で一緒に過ごした仲間
わたしが椅子の業者と事務手続きなどをしている間 
ずっと BOOとおだやか~に一緒にすごしてくれていた
BOOはしあわせだな

4,5年前の自分たちのことは もう40年も50年も前のような気がする
わたしたちは ほんとうに濃く深く一緒に歩いてきた
一年一年がそのときはあっという間でも
振り返ると どの部分を切り取って何十倍何百倍に拡大コピーしても
鮮やかに彩られている

失敗は人一倍たくさんあった 迷惑もたくさんかけた
恥ずかしくて もう会えない・・・と思う人もいる
でも そのときそのとき 無駄な力は入っていたけれど 真剣だった
だから わたしたちは とても満足している

今日は とてもいい顔をしているから そろそろみんなに顔を見せようか
笑ってね というと構えた顔になったので
撮り終えたあとに 黙って撮った
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明日は外来受診日
まだボンゴに乗るのは無理なので タクシーで二人並んでいこう

明日予定していた「うたさんしんくらぶ」と 今週末の「地球愛祭り 愛知」はお休みすることにした
つぎ ふたりで行くことができるように いま やすむ勇気がでてきた
来年 BOOとふたりで 愛知で唄いたい

「うたさんしんくらぶ」は何年振りかにふらりと訪れる人もいるので 
何とか 私だけで行こうと思っていたけれど
いまは べったりとBOOの隣にいたくって
わがまま勝手に やすむことにした

いま とてもしあわせです
ありがとうございます


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by yokoiterumi | 2011-12-06 20:47 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)
12月5日(火)

BOOの寝息を聞きながら書いている

午後いちばんにBOOをお迎えに病院へ
痛みどめの薬がつよくて ずっと寝ている
ろれつが回らず言葉が少し聞き取りずらいけれど
少ししたら 落ち着くのかな

ご飯を食べている時も眠くなるようで 
「あのね ご飯の時 だれかに よこいさんってよばれたの」と話してくれている時に横を通りかかった看護師さんが そのだれかは私ですよ と言う
夜中に目が覚める時は 家にいるのだと勘違いして
「てるみ~ どこ~ てるみ~ どこ~」と 何度もよんだらしい・・・
なんというか うれしいというのか 
はずかしいというのか 照れくさいということにしておこう

薬剤師から薬の説明を受ける
朝昼晩と飲む痛みどめのほかに 頓服
副作用対策の薬 
薬を抱えてみると 私のカラダがパタンと扉を閉める

看護師さんに
「ほんとに みなさんによくしてもらって ありがとうございました
さっきアンケート書いたけど ぜんぶ最高って書いときました」 とBOO・・・

ボンゴフレンディだと車高が高くて のるのが大変なので
タクシーで帰る 青空が気持ちいい いい天気の今日
ふたりで 手をつないで帰ってきた

家に帰って いつもの椅子に座って お茶を飲む 
「あぁ うちは いいねぇ」

着替えてさっそく ベッドに寝てみる
電動モーターで角度を変えながらしずかに横になって 満足そうに眠った

夕方友人が来る いろいろおしゃべりしながら 一緒に夕御飯を食べる
BOOのペースで一緒にBOOの話しを聞きながら
薬の作用もあって 本当にゆっくりなおしゃべりだけど
あぁ 今BOOが言ったこと 覚えておきたい と思うことがいくつかあった
忘れないうちに書いとこうと思ってたのに
なんだか印象でしか思い出せない

二人だけの夜もいいけれど
こういう 誰かと一緒に しずかに3,4人で過ごす夜ごはんも いいな

夜は7時半くらいまでなら ゆっくりしていってかまわないので遊びに来たいなぁという方はどうぞ~
BOOと同じようなごはんでよければ いつでもあるので ご一緒に


気持ちがゆるんだのと 違う緊張があがってきたのと
今日は あまりお腹の底から言葉がでてこないので
もう寝ます

おやすみなさい

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by yokoiterumi | 2011-12-05 23:02 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(2)
12月5日(月)
昨晩布団に入る前に まだ保育園に勤めていた時に買った本が目にとまった
「あかちゃんからの自然療法」

保育園では出来ないけど 家ではできるなぁと思いながら
パラパラとめくって よく眺めていた

しばらく開かずにいたけど
開いてみたら ガンを癒す内容の本に出てくる食養や手当の内容と基本的には変わりないものだった
最近 買い足したアロマオイルは あかちゃんのよろこぶアロマオイルというページに載っているものと同じ種類だった

内容があまりかわらないけれど 
大人の病気治癒を願う自然療法の本と 
あかちゃんの自然な育ちを願う本とでは あたたかさやおもさが 違う
なんとか病気をなおそうとか 進行を遅らせようとか思うと ドドーンと重たく「ねばならない」 「してはだめ」ということに手枷足枷ひきずっているようなきぶんになることあるから

ちょっと発想をかえて
あかちゃんを育てているみたいに
傷んで衰えていくカラダに向き合っているというよりも
未熟でこれから整っていくカラダに 向き合っていると思って過ごそうかな

しばらくは この「あかちゃんからの自然療法」の本をパートナーにしようかな
載っている 子どもの小さな手や足の写真をみているだけでも
心が和んで
からだの一つ一つの部分に やさしく触れたい気持ちになるから

そうそう BOOはよく 子どもが周りの大人を守ってるというけれど
いまわたしは この本に出てくる子どもの 気持ちよさそうに足をマッサージしてもらっている様子を見て
BOOを想像して うふふふ と含み笑いしている
こころの平安を 本の中の子どもに守ってもらっちゃった

いま BOOから電話が来る
午後退院していいとのこと お昼御飯を病院で食べて手続きして退院
それなのに
「はやくきて~」という
薬のせいなのか ずっと寝ているせいなのか 口を開けて寝てるせいなのか
もにょもにょふにゃふにゃ という喋り方で聞きとりにくく
まぁそれも おしゃべり上手になるように ゆっくりすごそう~

午前中は霧が丘デポーに月一回の広報紙をつくりにいく

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by yokoiterumi | 2011-12-05 09:06 | 弥勒とぽん(癌)11/29~12/11 | Comments(0)