ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


by yokoiterumi
プロフィールを見る
画像一覧

<   2017年 03月 ( 26 )   > この月の画像一覧

3月5日 早朝
ほとんど寝ないまま朝がきてしまった
空が白みかけたので カーテンを開けて空を見上げて
まこりんのカラダの声をよく聴いて
ベッドの柵を全部外した
それで ユーチューブにあげている花子Baby’sの唄を伴奏にして
わたし ライブのように本気でうたった
大きい声でという意味じゃなくて  本気で 何曲もうたった
看護師さんが途中入ってきても唄いつづけた

立って唄って  唄い終えたらベッドに腰掛けてカラダをさわり
また立って唄った
まこりん すごくいいうただね~
花子の歌いいよね~ といいながら
まこりんは 反応する時もあるけど
呼吸に集中している時の方が多いけど

まこりんの朝食は ちょっと無理でしょうかねと運ばれてこなかった
でも わたしは たべた
自分で買ってきたものだったら たぶん食べなかったかもしれないけど
友人が手作りのパンを差し入れてくれたから
パンと一緒に 友人の気持ちも一緒にたべた

b0138522_22084741.jpg
もしかして まさか 
でもなんとなく でもまさか
気のせいかな

大切な時に冴える自分の直感にまっすぐ耳を傾ければ
しなければいけないことが ちゃんと分かって
なんというのか  よく分からなくても分かるというのか
肝が据わるというのか お臍が下の方に降りていく感じがする

来ると言っていたひとには 早めに来てほしいと連絡を入れ
はるちゃんを遊びに連れていってくれる約束をしていた友人にも
遊びに行く前に 会わせたいので病院に連れてきてほしいと連絡をした
理由は ただなんとなく

夜勤との交代で日勤の看護師さんが挨拶のあと血圧や体温を測りに来た
血圧も体温も 何度も測り直してようやく計測できていた

声をかけるとまこりんは うなずいたり手を握ったりしてくれる
金魚が口をパクパクするようにして 一所懸命呼吸しようとしている
呼吸のたびに お腹がぺこんぺこんとへこんで 
カラダはほんとうにほんとうに健気で いとおしい

時々口の中をスポンジしてほしい時に
「てるみん くち」 というけれど
たぶん 他の人には もう聞き取れないと思う

8時半ころ 先週の日曜日の夜と同じように
看護師さんが心電図や血圧のモニターを大きなものに替えた

9時前に「てるみん  おしっこ」 とまこりんに言われて 一緒におしっこをした
寝たままだけど 自分で腰をひょいと上げて自分で下着もパンツもはいた
最後のおしっこだった
最後まで お父ちゃんパンツ すごいじゃん
やせてしまったけど まだまだ呼吸器以外は本当に元気なんだ

朝から リラックスしながら緊張している
ふとした瞬間に こみあげてきて
思わずベッドに頭をうずめて泣いてしまうと
まこりんがさわってくれる

ふたりきりのうちに たくさん話しをした
ほぼ一方的にだけど まこりん一生懸命呼吸に集中しながら
時々うなずいたり手を挙げたり 手を握ったりしてくれた

一緒にすごして愉しかったこと たいへんだったこと
まこりんの好きなところ 家族になれてうれしかったこと
はるちゃんとの3人暮らしは 本当に幸せだったこと
たくさんたくさん
それで そうだ大切なこと言わなくちゃと思って

まこりん わたし まこりんの唄ずーっとうたうから
それで 世界中に届けるから いろんなひとに届くようにがんばるから

そしたら金魚みたいにしてたまこりんが きりりとこっちを向いて
「おれもいっしょにうたう」 と はっきり言った
それで あっオレ息が苦しかったんだと思いだしたみたいに
また まこりんの今の自然体にもどっていった 

まこりんのこういうところが 
なんだか 夢と現実と入り混じってる感じで
まこりんがふざけてるんじゃないこと分かってるんだけど
なんだか すべてがお笑いで 
なんちゃって~とそろそろ終わりにして元気に起きてくれるんじゃないかと思ってしまう

そう思うことで 私自身のココロを逃がしているのかもしれないけれど   
そうだったらいいのにな  
そうだったらいいのにな








 

[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-31 23:06 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月4日(土)夜
食後に痰を吸引してもらうので私は部屋を出て デイルームで待っていた
なんとなく座って机にひじをついて 手で顔を覆ったら
涙がぽろぽろぽろぽろ落ちてきて
あぁああ 泣いちゃった あたし

しばらくそのまましていたら
向かいの席に誰かが座ったので涙ぐちゃぐちゃのまま顔をあげると 
主治医の先生だった
「どうですか」 と聞かれた

どうですか  というのは 今日の様子のことですか それとも今後のことですか
と質問すると
「今後のことですけれど どのように考えていますか」 と聞かれた

それで ひと泣きしてすっきりしたせいもあって
せんせいは あとどのくらいの命だとお考えですか  と聞いてみた

「そうですね 1ヶ月くらいか でもそれが1週間とか2週間ということもあるかもしれませんし
 状況としては1カ月より長く生きられるということは難しいかもしれません
 その間、どのようにすごすかということが大切になってくると思うのですが、
 このままここにいてもいいですし、今の酸素量ならば少しの期間かもしれませんが
 家に帰ることもできるとは思います」 

そうですか
せんせい わたし 家で末期がんの看取りを経験してるんです
だから この後の状況が なんとなく想像できるんです
それで 家に帰ることもできると思っています
ただ 痰の吸引は口の中から見える部分しかしたことがないので
今のまこりんの容体を見ていると そこが一番自信がありません
訪問看護師さんに来ていただくのは一日一回だと思うのでそれで間に合うのか・・・
痛みが出たときに薬で緩和することは指示通りにできるとおもうのですけど
のこりの肉体のある暮らしを大切に いい時間を過ごすことを優先したいと思うと
家にかえることは難しいと感じているんです

「なるほど もちろん このままここにいることもできますし
 あとは 緩和ケア専門の病院にうつるということもできます
 ご希望があれば6日の月曜日に病院ケースワーカーと面談の時間をとりましょうか」

そうですね  お話してみようかな
おねがいします

と話しを終えた頃 まこりんの担当の看護師さんが痰の吸引が終わったと伝えに来てくれた
そのまま看護師さんも交えて先生と私と3人でしばらく状況の意見交換になり
わたしは 昨日と今日とではだいぶ状態が変わっていると感じています と答えた

だって 具体的に考えてみれば
昨晩はカレーライスをモリモリ食べた
今晩はお粥を数回口に運び出汁巻き卵を二口
昨日は自分で起き上がって 少しおしゃべりも楽しんだ
今日は自分で起きることはなく ほとんどしずかにしていた
それは 元気な時なら 今日はそういう感じなのね~ですむ話だけど いまはちがうから

この速度だったら 1ヶ月後、1週間後どうなのかというより
明日はどうなんだろうという感じがしているのが正直な気持ち

看護師さんの医療用携帯が鳴り続けていて
「あっ 水島さんが呼んでますから いってきます」と部屋に戻られた
ほどなく戻ってきた看護師さんが
「すみません 話しこんでいるうちに トイレだったみたいなんです」

あわてて部屋に戻ると
まこりん元気な時と同じように不機嫌そうに怒って一喝
「てるみん すぐ帰ってきてくれると思ったのに もうっ」

まこりん おしっこは看護師さんでも嫌で わたしと一緒におしっこしてる
でも 私も戻らず 看護師さんもコールしてもすぐ来なかったのでおこってた

ごめんね まこりん ごめんねほんとに ごめんね
「・・・・・・むっ」
でも むっとしたまこりん 久しぶりで なんだかうれしい私もいる
むっとしてても好きなんじゃんね~

夜 友人が訪ねてきてくれた
思いがけなかったので それまでの話しの流れもあって また泣いてしまった
今日はよく泣く日だなぁ
まだ少し機嫌の悪いまこりん  友人たちに向かってガッツポーズをして見せた


夜中 なんだか心配で なんどもまこりんの酸素の値を見てしまう
やっぱりおかしい
なにかおかしい

まこりんが足をベッド柵にもちあげてはズルッと足が落ち
また持ちあげては落ちしたり なんだか身の置き所に困っている感じがして
看護師さんに話すと
「痰が苦しいのかな 鼻から吸引しましょうね 苦しいけどがんばって」
まこりん必死に口を指さして
口からしてほしいと訴えていたけれど 鼻から

私は外に出ていくとき 背中がさされるようにいたい

処置が終わって戻ると ぐったりとした感じがして
このまま2時間でもいいからそっとしてあげたいと思う

なのに またすぐに痰がゴロゴロいって カラダも落ち着かず
気づくとまこりんは自分でマスクを外していた 

まこりん 酸素の風が強くて嫌なの?
でも これしないと苦しいよ

と言うと大きく首を横に振った

酸素の値がおちているので看護師さんがきてマスクをテープでとめて
明け方に近い深夜
鼻から吸引しますねと看護師さんが言ったとき まこりんが手を大きく交差して
×印をつくった

わたし もう × でいいよ とおもった
酸素も たぶん まこりんにはこんなに多くの量 もういらないんだきっと

それで まこりんが入院してから いままで一度も お祈りをしなかったのだけど
姿勢を正して 真剣に心をこめてお祈りをした

どうか まこりん自身の最善がつくされますように 
あるべきように よきように お導きくださいおねがいします


治してくださいとも 楽にしてあげてくださいとも
言えない


夜のじかんは 密度が濃いな











[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-31 13:07 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月4日(土)夕
はるちゃんを預かってくれている友人が 
はるちゃんを動物園に連れていってくれて
写真を送ってくれた
おっかなびっくり餌やり体験する様子に
まこりん手をたたいて大笑い 「かわいいなぁ はるか」
b0138522_11120450.jpg
突然はるちゃんを預かってもらって今日で一週間
この協力なくして 今の私達の時間はない
ありがとうの仕方がわからないくらい ありがとう

b0138522_10144470.jpg
午後になって 東京からまこりんの友人が 迷子になった末に到着した
「みずしままことー きたよ」 
思わず笑いたくなる似顔絵をお土産にもってきてくれた

わたしは席を外してドラッグストアに買い物に出かけた
口腔ケアをする棒付きのスポンジを買い足しにいった

1週間前に覚悟してくださいの話しがあって
マスクから最大量の酸素を投与していた時から 私が勝手に
気をつけていることの一つが口腔ケアで
まだそんなの必要ないんじゃないと思われてたかもしれないけど
口の中の乾き癒すといい気分転換にもなるし
まこりんも気持ちイイっていうし

歯磨きだって命がけなら スポンジゴシゴシでいいし
氷水だときもちーってもっと喜ぶし
なにより お世話してる~っていうのがわたしがうれしくて
私の癒しは おせわできるまこりんがいるってことだから
と思っていて

東京の友人は こちらに来て音楽で知り合った私達の友人の家に泊ることになり
翌日は はるちゃんを預かってくれている友人に替わって
はるちゃんと遊んでくれることになった

いろいろな気持ちのリレーを感じながら
ふたりだけのじかん 大切にさせてもらっている


まこりんの体調は低空飛行で
わたしは すこしカラダ温めてあげたい感じがしてしまうのだけど
発熱しているので氷枕して 腋の下などに氷水をあてている
時々自力で体勢をかえたときに 背中やら足や首を
たくさんなでなですると
「てるみん ここ」 とマッサージ希望を言ってくる
「きもちー」を連発して
さすがまこりん わたしの扱い方を心得てる

それでも 夕食は 気がすすまないという感じがあったのだけど
看護師さんがベッドをおこして準備してくれたので
「まこりん わたしね 出汁巻き卵つくってきたの むりしなくてもいいけどね」
と一緒にならべると
おかゆを口に運んで出汁巻き卵をたべて 酸素が下がってしまったので休憩して
もう一度 出汁巻き卵をたべた
「てるみん おいしかったよ ありがとう ごめんね ぜんぶたべれなくて」
b0138522_10154524.jpg
これが 
まこりんが お口に入れたさいごの食べ物

それで のこりは わたしがたべた
半分こだから いつだって なんだって








[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-31 11:58 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月4日(土)昼
今まで見たことないくらいの気力と腹筋力で
夜中にこれでもかと自力で起きあがって痰をだしつづけて 朝
空が白み始めた頃
まこりんのカラダがはんぶんくらいしずかになったことに気づいた

昨日まで温かかった手や足が 冷えている感じがして
生まれたばかりの雛が放り出されているような感じがして
病院のコンビニならもしかしてと思って開店待ちをして探しにいった
レッグウォーマー
b0138522_10164710.jpg
朝ごはんが運ばれてきた時も 昨晩の疲れが残っている感じだったけれど
それでも おかゆを半分
家から持ってきた茹で卵をひとつ食べた
薬が飲みずらいというので ゼリーで流すように飲んだ

一日前の朝とは だいぶようすがちがっている
それは予感を通り越して それが 正直なまこりんのカラダのこえだと
わたしに ただしずかに納得させる 
わたしは無意識に 小さな声で話しかけたり 
やさしくやさしくなでたり する

私が自分のアイフォンで音楽をかけると
自分のアイフォンを手にとってまこりんが選んだ曲は
Bill Frisell の Shenandoah (For Johnny Smith) という曲だった
「この曲好きなんだ おつちくから」
そのあとまこりんが好きな 吉田拓郎や 加川良を一緒にきいた

しずかなじかんで だれにもじゃまされず
わたしは家の雑多なことに目もいかず
はるちゃんのお世話を具体的にすることをせず
ただ まこりんのことだけをみている

だんだん わかってきたことは
家にかえることだけが大切なんじゃないということだった
いえにかえろうというのは たしかにこだわりたいところでもあった
奇跡をおこしたいところでもあった
家で一緒に過ごしたい思いもあった

でも 家に帰ったら わたしはこんなふうに 
ただ まこりんのそばにいることはできないだろう

まこりんとわたしが いま なによりたいせつにしたいのは
ふたりだけの時間と場
枯れることなくこんこんとわき続ける おたがいへの想いを
ただ そこに 在る ということだけで注ぎあうこと
そのときに 純粋でありたいということ
結婚指輪を手作りするとき
お互いにお互いへ刻印した pure waterで在ること
流れに逆らわず 柔軟に姿を変えながら 本質は変わらない

わたしにとっては まこりんのいるところは 家で
たぶん まこりんにとっても わたしがいるところが家だから
今は ここが家  それがいい


10代の少年少女みたいに恋がはじまって
いままでしらずしらず織りつづけてきた まこりんとわたしの
おもしろへんてこりんな魔法の布にくるまるようにして
おたがいが おうちだから
安心していられる場所がおうちだから
まこりんのおうちはわたしで わたしのおうちはまこりんだから
いま おうちにかえってる
それで 私のココロはおちついてる
おうちは ここに


この曲ができたとき
わたし おお泣きしたっけ
いい唄ができたなぁと思って
それで 私と一緒に暮らさないと こんな詞はでてこないといってくれたこと
一生自慢できるとおもうの







[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-31 11:03 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)

バランス

⑯書くのを 今日はちょっときゅうけい
b0138522_22560745.jpg
日曜日は はるちゃんのリクエストでお弁当を持って明石公園へ行った
まだ 毎朝の運動に通っているような年配の方が多い時間帯で
わたしもはるちゃんも 若くて目立ってた
それで 朝ご飯を芝生にレジャーシートで食べるような人はもちろんいなくて
すごく 目立ってたかんじ

でも 外でお弁当するのだいすきなんだ
いまはとくに
たぶん はるちゃんも 休日長く家にいることは 
少しストレスがかかっているような気がする
それは わたしの気持ちが晴れきらないからだと思う


平日も2人の時間は朝と夕方しかないのに でもその朝と夕は
しなければいけない家事が多くあって
私が家事する時に いつも構ってくれていたまこりんがいないので
はるちゃんは ずーっと待っている
わたしが自分のそばに戻ってくるのを待っている

というのを分かりながら
なかなか なかなか 動くことをやめられない

それで 結果・・・ はるちゃんは私の周りをまとわりつくようになった

工夫と潔いあきらめと優先順位の選択が大切だなぁと 最近わかってきた
b0138522_22560255.jpg
美味しいご飯を作ってあげたいとおもうけど
それより お助けお総菜でいいから 
長くそばにいてほしいよね いまは

あたらしい暮らしは 試行錯誤と どきどき緊張が今は多い

でも  ひょっとすると 
いちばんの緊張は 
まこりんがいないということに気づかなようにしてる緊張なのかも

いつかえってくるのかな っていうチャンネルに合わせて 
どこかでココロのバランスをとろうとしてるのかも

はるちゃんは 保育園では変わらず暮らしているとのことだけど
帰りの車の中では ずーっと
「ねーおとーさん・・・ それでね おとーさん・・・ あのねおとーさん・・・」
と喋り続けている
それで わたしにまこりん役での答えを求めている

話しの内容はいろいろ
思い出して
「運動会おんぶしてくれてうれしかったよ おとーさん 」というのもあれば
「ねーおとーさん みて お月さまが出てきたよ」というのもあれば
「おとーさん みとってよ~」と言いながら手遊びをして見せたりだとか
いろいろ
たぶん それで バランスを取ろうとしているんだと思う
いまのバランスのとり方は そういうかんじなんだろうな
いろいろ変わっていくのだろうけれど

だから私も一緒に
「まっこり~ん  よんだだけだよ~」
と言ってみたりする


桜も膨らみ始め 保育園でも幼児クラスになるはるちゃん
用意することになってたはるちゃんの上靴入れ
もうとても作れないから買いにいこうと思ったものの
やっぱり せめて このくらい作ってあげたいな・・・ 
なにか可愛い布あるよ家にもと帰って

ふと目についたまこりんのズボン 
あったまいいなぁ~ あたし
保育所でもおと―さん一緒だよって いいじゃん
ばっさり切って袋を作った
b0138522_22560463.jpg

あぁ~あ
あたしたち
どうなっていくんかな

まぁ・・・
わたしたちは ぜったいに大丈夫ってことは分かってるんだけどさ
そこまでにさ みちのりがさ
まだほんのちょっぴりだからな


まぁ ぜったいに だいじょーぶなんだけどさ



詞てるみん まこりん曲「おひさまのうたをうたいながら」







[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-28 23:25 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)

近況はこんなかんじです

まこりんやくそくのとき⑮まで書いて 3月3日のことまで辿って

今日は3月25日  明日で3週間


いろいろなことがあり いろいろな思いが巡り

まこりんのおかげで 自分自身のことも見つめる3週間だった

b0138522_22044256.jpg
でも ちゃんと 毎日すごしています

たくさんの方に心配かけてしまってすみません

ばっちり元気とはいえないけど 元気にしています


はるちゃんは葬儀翌日から保育所へもどり

私は2月14日ホワイトデーから短縮勤務ながら 職場に復帰

2週間ぶりの復帰初日は そりゃーもー どこぞのアイドルかと思うくらい

門をくぐった瞬間 こどもたちが

「あーーー  みずちませんせーやー 」 と走り寄って囲まれ抱きつかれ

映画の主人公になったみたいだった

b0138522_22043220.jpg

まこりんロスで  メーコさんは まこりんを探しまわり

食が細くなっている (まぁ 18歳だから 歳でもあるのだけど)
かわいそうなので、まこりんのポロシャツを座布団にくるんであげた
そしたら、はるちゃんが
はるかも欲しかったーというので はるちゃんにも作ってあげた


少しづつ この生活が事実なんだと思い知ってる
いないということ

わたしは・・・ まこりんのシャツを下着にきてる
スパッツも まこりんのを着てる  誰にもみられないし ぜんぜんへーき

でも、はるちゃんと龍の湯行ったとき、こそこそぬいだ
だって
まこりんのスパッツだから  前に穴があいてるんだもん
忘れてたわぁ  はははは

あーびっくりした

b0138522_22042905.jpg
車の中に置きっぱなしのまこりんのサングラスをかけて

はるちゃんがニターっと笑ったら まこりんそっくりで

ウワァ まこりんそっくり と言ったら
はるちゃんがすかさず マコりんになりきって

「てるみん まこりんだよ ほら 元気になったよ あいたかったよ」

泣きそうになりながら 二人で大笑いした 頼もしいパートナーだな

そしてまこりんになりきったはるちゃんが続けて言うの
「てるみん はるかはかしこいから あめちゃん あげていいから」

マイリマシタ

b0138522_22043865.jpg

2017年3月のはるちゃんと 2012年2月のまこりん


さて3月25日の今日はいちにち

はるちゃんとわたしと二人だけで過ごした

お互いに 保育園にも仕事にも行かず
お客さんも来ず 誰かに会いに行かず

マコリンを送ってから こういう日は今日が初めてのことだった

朝は 少しゆっくりして洗濯したりご飯作ったり

はるちゃんやメーコさんのお世話したり 片付けたり
どれもこれもやりきらないまま ただただやり続ける朝

要領よくなんて言葉は 今の我が家に存在しない


まこりんの会を延期にして

目の前にやらねばならないことが一度ハズレたので
「いま」の自分を感じる日になった

ずっとずっと マコリンの名前を呼んでる
というか。。。トナエテル
ぼーっとしていろいろな場面を回想してる
胸がつかえてきて 違うこと考えようとする


おもちゃ屋さんに行って 私のために トトロのパズルを買った

帰りの車のなかで 私がマコリン役で はるちゃんは
「ねー おとーさん ねーおとーさん」としゃべりまくり
マコリンの口調で返事するように 私に指示
「ちゃうやん おとーさんは 〜だろってゆうやん」

b0138522_22043454.jpg

家について片付けたりご飯の支度をしていると
はるちゃんに 「てるみん かわいいかおして」=笑って
と言われつくり笑いすると 「かわいー顔してよ」と駄目出しされ
頑張ってもできず、思わずきつい口調で言ってしまった

「わらえないときもあるの  わらえなくてもいーじゃん」

そしたら涙があふれてきて

「まこりんのバカッ 」と大きい声で叫んだ
はるちゃん もちろん泣いた


「はるちゃん ごめんね ごめんね」というと
「がんばろー 」と抱きついてきた


トトロのパズルを二人で苦労して作った
ちょっと触ると崩れてしまってやり直し
でも はるちゃんも私も何も言わなかった
とうとう出来上がって 最後にはるちゃんが壊して終えた

作っては壊れ なおして 作り 出来上がったらまた 壊す
そういうこと
そういうこと

b0138522_22044548.jpg

夜 マコリンの代わりに贈ると友人からアルプスの少女ハイジのDVDが届いた

第1話の中で ハイジとペーターは幼い頃お父さんを亡くしたというくだりがでてきた
「あっ はるかちゃんといっしょやな」 

びっくりしたように はるちゃんが言った
「ハイジのおとーさん おカラダ返しちゃったんだってー」
とわたしに説明してくれた

それで 昼寝せず遊び続けたので8時にコロンと寝た
座布団まこりんを布団の中に持っていった

はるちゃんが寝て
やっと まこりんの唄を聴きながら ないた

ヒニチグスリ しかないからな
ちゃんと 余計なことせず こういうふうに
現実の自分のココロを自分で眺めて 暮らしを重ねるしかないんだな

鍛えられるなぁ〜
ほんとに どこの筋肉つくんかな


そんな 3月25日



[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-25 22:23 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)

【お知らせ】まこりんの会 仕切り直すことにしました


6月25日の「まこりん旅立ちの会」のことなのですが
まこりんを送って明日で3週間経つ中
私自身に気力が充実しないのと
はるちゃんも少し へんてこりんなのに
準備作業でほったらかしにするわけにもいかないなぁと
冷静に考えて考え直すことにしました


それで 中止じゃなくて 仕切り直すということで
まこりんが好きそうな場所を1周忌の頃に予約しました


神戸のチキンジョージというライブハウスで

来年3月4日日曜日(3月5日が命日なので)
1周忌のころにライブをしようと思います

はるちゃんも走り回ってOKなように昼間を考えています

水島誠のカラダ返して1才の魂の誕生日


わたしも それまで
4つの巡っていく季節をカラダのないまこりんと一緒に
すごしながら
はるちゃんと自分の暮らしの足元固めて
いい会ができるように 感じながらふくらませてみます
いろいろご協力お願いします


その前にも 
桜が散って新芽が芽吹く若葉のころには唄い始めようと思っています
♫サリトテ 新芽ハ マダマダ 芽吹ク♪


いろいろな場所で唄わせてもらえたらうれしいなとおもっています
はるちゃん連れでいかれるところへちょっとずつ

さそってくださいね~

さびしいかなしいうたじゃなくて

あるいているうたを 唄えるように 毎日を大切に暮らそうっと


そういうわけです

予定を入れてくださった方々
お手伝いや贈り物の連絡くださった方々
すみませんが そのようにさせていただきます

すみません
これからもよろしくお願いしま





[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-25 07:55 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月3日(金) ひなまつり
今年のひなまつりは 結局 家のおひな様は出さずにおわった
3年前 はるちゃんが生まれて初めてのお節句はお宮参りを兼ねて
祖父母が勢ぞろいでお祝いをした
はるちゃんをいれて 祖父母がそろったのは 
このときが最初で最後になった わたしはまだ産んで2ヶ月で
たいへんだったっけ

2017年の桃の節句は まこりんとふたり
朝ご飯はお粥に ご飯のおともを添えて食べた
せっかく食欲があるのに おかずが チ~~~~ンという感じで
あぁあ せめて茹で卵あったらなぁ
食べれる時がチャンスなのに・・・
b0138522_09535985.jpg
まこりん だいぶ回復したようにみえる
回復というのは 病気が治っていく回復ではなくて
体調が安定しているという回復  いま最善のまこりんの状態に回復ということ
酸素の投与量も少しずつ減ってきた
痰は相変わらずなので ほんと にくたらしくなる

午前中に家に一度戻り 
だし巻き卵を作った
それから茹で卵もつくった
まこりん好きなシューマイも

そうだそうだ  わたし何で気がつかなかったんだろう
再度ご飯が食べれるようになったときから
作って持っていけばよかったんじゃん
なんの食事制限もないんだから
私が作った物の方が まこりん元気になるにきまってるもん

それから
病院へ行く途中で 超上等のレトルトカレーを買った
それから 携帯の中に入ってる家族の写真を何枚か現像した
まこりんのみえるとこにべたべた貼ろうっと

病院につくと 看護師さんが
「みずしまさん これで点滴の指示が終わりなので 針ぬきますね~」
と点滴の針を抜いていった

テンテキオワリナノデ

そうなんだ  ふぅ~ん  おわりなんだ

夕方 ご飯が配膳されるころ 主治医の先生がきた
様子を尋ねられまこりんは
「食欲もあるし 前ほど苦しくないけど 痰で熟睡できないのがつらい」
というと 
2日ほど前に処方した睡眠薬はどうだったか尋ねられたので

「薬でアタマとカラダは眠く鈍くなってるのに 
痰がでるので結局何度も起きて 寝れなくて
なんだか なんていうのか わたしもまこりんも
罰ゲームしてるみたいでした~ 」

と まこりんにかわって私が思ったまま答えた

先生は日曜日に人工呼吸器をつける選択肢を提示した時から
いま体調が落ち着いていることを確認したうえで 今後の話をした
組織を採取する検査ができなかったので病名の確定ができていないが
95%肺がんで あとの5%の確率について薬物投与で改善みられるかなど
経過観察してきたけれど 改善が見られないということ

再検査して確定することもできるけれど
前回のように呼吸困難になる可能性もあること
ただし 検査でがんが確定しても
治療する体力がないので抗がん治療などはできず
これ以上治療の手立てがないこと

「どういうことですか じゃぁ このまま死ぬってことですか
 せんせい プロでしょ なにもできないって ありですか」

先生はおなじようにゆっくり説明を繰り返したので 
わたしは もう十分だと思って
「わかりました  まぁ奇跡が起こることもあるしね 奇跡起こすこと考えます」
とこたえて その話終わりにした
最後に 検査はどうするかと聞かれたので
「必要ないです」 とこたえた

b0138522_09525676.jpg
友人の家で ひなまつりを一緒にさせてもらい
ひなあられを 袋ごと食べてるはるちゃんの写真が送られてきた
はるちゃんは はるちゃんで はるちゃんのやれること
いっしょうけんめいしてる

食事が配膳されてきて
しばらくまこりんとふたりで なにを言葉にすることもせせず
ただ 手を握っていた

けど

まこりんっ たべよっ 奇跡起こすんだもん 食べなきゃ
あたし カレ―あっためてくる
「そーだなっ よし たべよう」

まこりんはベッドの上にあぐらをかいて 家と同じように座ったので
机を真ん中にして わたしもベッドの上に正座した
今まで まこりんと暮らし始めてから4年間ずーっと
こうやって向き合ってご飯を食べてきた

入院してからは  このくらい安定しているまこりん 初めて
ここが快復の頂点かもしれないなぁと なんとなく感じながら

いまできることは 
一緒におうちにいるみたいにご飯を食べること

モリモリ食べた もりもり もりもり食べた

面会時間を過ぎて 友人が仕事帰りに顔を見に来てくれた
「あっ カレーのにおいがする」

なんとなく なんとなく 今こんなことを話されてさぁ と
話してしまった
2人の胸のうちに留めておくことができなくて
あぁあ・・・  巻き添えにしちゃった
まぁ。。。。  いっかぁ~~  ごめんね

この夜 まこりんは痰を全部自分で出した
吸引すること一回もせず
チクショー バカヤロー とでも言わんばかりに
それこそ5分おきくらいに
「てるみん てつだって」 とカラダをおこして 粘っこい出しにくい痰を
一生懸命出していた   命がけで 
そのたびに私は 起きあがった時がチャンスと背中をいっぱいさすったり
つぼ押ししたりして 

明け方 疲れたのか 痰の生産量が減ったのか 
まこりんのカラダが すこししずかになった
うつらうつらしているようにみえたので わたしもよこになってうつらうつらした
でも 
まこりんのカラダの声がきこえてきていた
ここから ほんとうに大切な時間な気がすると直感的に思った
それで これから どう暮らしたいのか考えた
暮らす場所 どうしようか

今ならひょっとして帰れるかも と思った
1週間は。。。無理かな3日くらい帰れるか
一日帰れるかかもしれないけど できなくないと思った
まこりん 喜ぶかな とココロで感じてみた
おうちにかえれたらぜったいによろこぶ ということに
わたしのココロが反応しなかったことに
びっくりした

おうちにかえることが 目的じゃない
カラダを持つまこりんと私の暮らしのおちつくところは なになんだろう
そうじゃない暮らしってなんだろう
なんだろう

おうちにかえることじゃない

この長い長い3月3日から 時刻は3月4日になった
まこりんの カラダの寿命があと40時間をきってるなんて
わたしもそこまで潔いとは思わなかった








[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-24 11:22 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月2日(木)
空が白んできた頃すこしうとうとして目が覚めると 
まこりんが「てるみん おなかすいた」

朝食のお粥に鰹節をたくさんうかべて 塩をふって
どんぶり1杯をほぼ完食した
茹で卵が一つ出て それも食べた
ご飯のお供には、鰹節、梅干し、ごはんですよ、海苔
わたしも 白飯買ってきて 一緒に食べた

「てるみん あれとって これ もうちょっと入れて」
などなど 要求されることが とてもうれしい
普段 家では めんどいなぁ 自分でしたらいいじゃんっ と思ってたことが
こんなにうれしい  もっとたのんで~

毎日変わらず まこりんの今の仕事は
日中も夜も 自力で痰を出せるときは自力で出し
とってほしいときはナースコールでとってもらう
痰をとってもらっている時は 「処置」なので
家族はデイルームと呼ばれる多目的スペースで待っている

ひとりで デイルームにいると 無性に心細くなって
具合が悪くて必死のまこりんと一緒のときが どれだけ心強いか思い知る

昼間に家に帰ってメーコさんのお世話をして
洗濯した後 頭がぼーっとしたので布団にもぐった
目覚まし時計を2時間半後にセットして
布団に入るなり多分ふかい眠りに落ちた

お昼過ぎに戻ると元気に迎えてくれたまこりん
「てるみん 昼食べた?」 と聞かれて
まだ食べてない というと
「食堂があるらしいから行っといでよ」といわれ
最上階にある食堂へ行ってカレーライスを食べた

「なに 食べてきたの?」 ときかれて
カレーライス食べたよ と言うと
「いいね~~~ カレー~ ♫  ここの美味しかった?」
とカレー食べたそうな感じだった
大好物だもんね  
アイス食べたいというのでふたりで半分こして
食べたい物の話になった

まこりんが作ってくれるお好み焼きとブリ煮付け食べたいなぁ
「おれは てるみんの出し巻き卵とカレーライス」

まこりんの体調がいいので 夕方はるちゃんを連れてきてもらった
はるちゃんは驚くほど よく理解してくれている
たぶん本能的に理解してるんだと思う

それでいま 私たち家族は3人それぞれが 自分のいまやるべきことを
誰に言われるでもなく 自分自身の直感を頼りに 一生懸命している
今まで 親と子 
私達(まこりん&てるみん)とはるちゃん という感じだったけれど
いま3人は対等で 私たち3人は 同志という感じがする 

まこりんのベッドに座ったはるちゃん 
まこりんのぬいぐるみクッションで遊んだり
私のまねして まこりんのカラダをあちこちさすったあと
友人の家へ帰っていった
「おとーさん がんばってー げんきなってよー」

帰った後 家から持ってきたラベンダーとオレンジのアロマオイルを
加湿器にセットして まこりんのアイフォンに入っている音楽をふたりできいた
b0138522_16491321.jpg

夕陽が沈み 夜勤の看護師さんが交代のあいさつに来られた
たくさんいる看護師さんたちの中で まこりんと私の大好きな看護師さんが
この日夜勤でまこりんの担当だった
「わぁ いい香りですね~ いいですね~水島さん」
調子を尋ねられたので 
「食欲もあるし 元気が出てきているのだけど
 痰で寝れないので ゆっくり休みたい気持ちです」 と
まこりんがとぎれとぎれに言う言葉を補いながら代弁すると
「じゃぁ やることやったら 時間を作れるので またきますね
 姿勢を変えたり少し動いたりすると 痰も取りやすくなるので
 やってみましょう お手伝いしますね」

いろいろな看護師さんに まこりんは痰を吸引してもらったのだけど
だいたいは すぐにチューブで吸引してくれておしまい
看護師さん達 いそがしい
このくらいの頃から 口からではなく 鼻から吸引することも
何度かあったのだけど
やはり苦痛で 鼻からと言われると 「口から」とがんばっていた

日付が変わった頃 看護師さんがゆっくり時間をとって 
体勢を変えたりさすったりを十分した後で 痰を吸引してくれた
そのことが わたしにとって とても癒しになった

まこりんを支えようとするのは私
まこりんを支えようとする私を支えるのは たぶん 
医療とか薬とかルーチンの看護とか もちろんそうなんだけど
こういう あたたかなココロを感じることなんだと思った

ゆっくり関わってくれる時間なんて ほんとはないくらい忙しいと思う
でも 約束した通りに時間を作って ゆっくり関わってくれたこと
ほんとうにうれしかった

わたしは まこりんが危篤になった日曜日の日に
このままではわたしのココロが 枯れてしまいそうで
まこりんを支えようとする私を支えてくれる ココロ を感じたくて
あたたかなココロに支えられたくて
甘えだと承知で SNSやブログに正直な気持ちを書くことにした

たくさんのひとの ココロを感じながら 暮らした
ほんとうに ほんとうに 遠くから近くから たくさんのココロ
ちゃんと届くの わたしとまこりんのココロに

だから わたしはわたしでいられた
まこりんもまこりんでいられた
みなさんのおかげです
ほんとに ほんとに ありがとう










[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-24 00:05 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月1日(水)

b0138522_21494480.jpg
部屋の乾燥が気になって もっと湿度が高いほうが
まこりんの痰にもいいんじゃないかと思ったりして
部屋のあちこちに濡れタオルを干した

でも あっという間に 乾くというよりもカッピカピ
よく北海道の氷点下何度の地域であっという間にタオルが凍ります~
というようなレポートをテレビで見るけど
まさしくそんな感じの乾きようで 水分どこにも残ってませんというカタチ

3月1日 朝を二人で迎えた
まこりんもわたしも熟睡はできず
うつらうつらしていると 空が白んできて
「なんだかお腹がすいてきた サンドイッチ食べたい
 ローソンのアイスカフェオレ飲みたい」
というので病院内のローソンのドアの前で5分ほど開店待ちをして
一番にお店に入って 卵サンドとアイスカフェオレを買った
そうだ 果物ごろごろのゼリーも買っておこう

アイスカフェオレを時間をかけて うまい~と飲んだ
朝食まではまだまだなので
 サンドイッチを一口サイズにちぎってあげると
サンドイッチ用のパン1枚分くらいを食べた

血圧を測りに来た看護師さんが少し笑って
「あ= 病院のご飯のタイミングと お腹のタイミング合いませんでしたね~」

いまの過ごし方 いちどは別れを覚悟した私達にとって 奇跡
でも もっと奇跡を起こしたくなって
「おうちにかえろう 奇跡をおこそう」
と言葉に出してみた

頭に浮かぶビジョンは
出勤する私と保育園へ行くはるちゃんを
ベランダから眺めて手を振ってるまこりん
「いってきま~す」 と私達は出かける
「いっといで~ きをつけてな~」
まこりんは手をふって送り出してくれる
「ただいま~」と家に戻ると
「おかえり~ たのしかったか~」と迎えてくれる
それだけ
それだけで いい

夕方 比較的体調がよく お粥に替えてもらった夜ごはんがくると
差し入れてもらった 上等のカツオ節と塩をのせて 半分くらい食べた

ご飯を食べる姿を見るって こんなに幸せな気持ちになれるんだな
私も一緒に食べようと思って
コンビニで白いご飯を買ってきた
まこりんと一緒に 上等のカツオ節と塩をのせて モリモリ食べた
そうそう 食べなきゃ
奇跡を起こすんだから
b0138522_21492217.jpg
夜、歩いて行けるニトリに加湿器と肌がけ毛布を買いに行った
病院の布団は少し厚くて いまのまこりんには 重いような気がして
カラダにフィットする軽い毛布がいいんじゃないかと思って

いまは ここが我家 居心地良くしよう
とにかく 少しでもくつろいですごせるようにしよう
家からアロマオイルも持ってこよう

食欲が出てきているからか、薬の影響か 元気になってきている感じがして
もしかして
もしかしたら
かえれるかなぁ とチラリと思ったりする

そのときには あの部屋にベッドをおいて あんなことの手配が必要で
こんなことの手配も必要で とかんがえてみた
できなくはない  できなくはない

そうだそうだ 帰る時の介護タクシーは 
音楽で知り合ったあの方に ぜったいお願いしよっと
そんな前向きの想像をしながら
目の前のまこりんのカラダの声に耳をすませている


以前横浜でお世話になっためぐみ在宅クリニックの小澤先生に
教えていただいたことを 何度も思い出し照らし合わせて
まこりんのカラダの声を きこうとしている

今調子がいいのは ステロイドの効果が
大きいかもしれないから その間に食べれるなら食べて
それが落ち着いたあとのカラダの様子をよく感じて
ありのままに そのまま受け取って感じていかなくちゃ

そんな気がしている

それで 時折 無性にこらえられなくなって
わんわん おいおい泣いてしまって
まこりんに頭を撫でてもらってる



君よいとしき日々よ 明日へのはかなき やまびこよ
艶やかに華やかに 風にまかせて
風吹くままでいい 涙を流さんか





[PR]
by yokoiterumi | 2017-03-21 22:38 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)