ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


by yokoiterumi
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はじめの1ヶ月⑤イコロ

3月20日の週

もっとそばにいてよ もっと見ててよ というはるちゃんの主張が強くなってきた

わたしが まっすぐ 自分を見ていないと感じてるんだろうな


つい知らず知らずに一点を見つめてボーっとしてしまう時もあって

そういうときは 「てるみん いやや お話し聞いて」と言われたり

いろいろなこと どうしたらいいのかなーと考え込んでいると「あかんっ」と言われたり

リンリンと携帯が鳴ると「てるみん おしごとしないで しないでよー」と言われたり

「てるみん ごはんつくるのいやや  そばにいっしょにいてほしいの」と言われたり


家で2人でいるときの半分は なにがしかの家事をしてる私を待ってるはるちゃん

「もーっ はやくきてよー おひざにすわりたいーっ」

と呼ばれるのに はーいはい と返事をしながら用事をして

「もーっ はやくっ 」 と口調が変わってからあわててそばにいっている

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何とかこたえてあげたいと思っても

1日働いてだいぶ伸びてしまったゴムは なかなか柔軟性を取り戻せなくて

はるちゃんのペースに合わせられないことも多くなってしまう

ついつい イライラとしたり してほしいと言っていることを早々に切り上げたり

ごめんねと思いながらも わたしだって たいへんなんだもんっ 

と何処に向けるでもなく吠えたくなったり


それで 

わたしは 一度私に戻らなくちゃいけないなぁと思って

そろそろ わたしだけ大切にする時が必要になったなぁと思って


はるちゃん連れではなくわたしひとりで会いたいと思って

明石に来てからライブをさせてもらったり 応援してもらっている「こずみっく」のあいこさんに連絡してみた

それで

私が仕事を終えてから はるちゃんのお迎えに行くまでの少しの時間をつくってくれることになった


お店に入る前から何だかどきどきして心が泣けてきて

それは まこりんがいなくてさびしいというのじゃなくて

自分をたいせつにできることの安心のようなかんじだった


お店のドアを開けると カウンターで あいこさんがにこにこと待っていてくれた

あいこさーーーん と声に出したとたんにボロンボロン涙が出てきた

「てるみーん さびしいやろー  つらいやろー」と言って抱きしめてくれたので

そのまま えーんえーんと声をあげて小さい子どもみたいに泣いた


短い時間だったけど いろいろ 支離滅裂ながらしゃべって

まこりんの旅立ちの会のことも 話しを聞いてもらって整理しているうちに 

仕切り直しをしようという気持ちになった


時間になり 帰る時 もう一度ぎゅっと抱きしめてくれながら あいこさんが言った

「てるみん がんばってるひとに わたし がんばらなくていいよって よういわん

 がんばれ てるみん もっとがんばれ がんばれ がんばれ 」


うんうんとうなずきながら 帰った

はるちゃんの お迎え たぶん目は真っ赤だったと思う


その翌日 まこりん旅立ちの会を仕切り直すことを友人と相談して決めて

思いあたる方々にメールを送った
いろいろな方から 
あたたかいメッセージ返して頂いた


参加しますといってくれていた おおたか静流さんから てるみんに捧ぐと動画が送られてきた

はるちゃんの気持ちはきっとこんな風だと思います と添えられていた

2012年青梅の聞修院でまこりんが主宰したおおたか静流さんのコンサートで聞いた曲だった


イコロというアルバムに入っているこの曲を 毎日のように聞いた時期があった

さっそく仕事帰りの車の中で聞きながら走らせはじめたものの

すぐに涙で視界がぼやけそうになったので 車を止めた


はるちゃんには生まれてくれてありがとうだし 

まこりんにはイノチを産みださせてくれてありがとう

まこりんは 

はるちゃんと唄…未来に続くタカラモノのこしてくれたんだな

それで思い出した


このうたが入っている イコロ というアルバムの イコロは アイヌの言葉で「宝物」だったな


いま おこっていること 毎日の私のココロの動き

それもみんな イコロだな










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by yokoiterumi | 2017-04-11 22:30 | はじめの1ヶ月 | Comments(0)

はじめの1ヶ月④寄り道

3月13日(月)朝 はるちゃんを保育園に送っていく時

「てるみん おとーさんしんじゃって さびしいね」とふつーに言われドキッとした

わたし、はるちゃんに 『しんじゃった』って 言葉で話していないからドキッとした

うん さびしいね と相槌を打った

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夕方 保育園の帰りにすんなり家に帰りたがらない様子がずーっと続き あちこち寄り道して暗くなってから家に戻ることが多い

2人で明石公園を散歩してふたりでアイスを食べたり

海へ行ったり 


ちいさな楽しいこと ちいさな美味しいものたちに いま 助けてもらってる

いろいろな方からのお手紙やファクスやメールやコメントでの応援も

ほんとうにありがたく たすけてもらっている

ほんとにありがたいことだなぁと思う


3月14日(火)に二週間ぶりに職場へ出勤した

そのころのことは3月25日に書いたブログ 「近況はこんな感じです」のとおり

まこりんがいないということについて 

今日はたまたまいないんかなぁ と思考操作しているような私もいる


このころ

「まこりんの旅立ちの会」の会場を決めて 少し計画をたてはじめた

いろいろ思いつくこともあって なんとなく目の前のことから思考が離れて 

愉しく気持ちが楽になることもあった 

実際にホールに見学に行くと

事務所に入ってすぐに「あっ 花子Baby'Sさん~」と声をかけてくれる人がいた 

以前西部市民会館で花子Baby'sの音響を担当してくれた方だった

実は~ まこりん亡くなったんです それで旅立ちの会をしようかと思っていて 

と話すと 本当にびっくりされた


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実際に会場を見て 計画をすすめていこうとすると

わくわくする気持ちもありながら 

不安になることもおおきくなっていった

自由がたくさんあるということは とても楽しいことだけど 

手伝ってくれる方々がいるとはいえ 

わたし自身の判断したり 準備したりという 力が

いまとても弱っているということに 気づき始めていたからだった


このまますすめていいのかな

いいのかな

と思い始めてきた


その週末20日(日)は 横浜から友人たちが訪ねてきてくれていて 

はるちゃんをどこかへ遊び連れていこうということになった

まこりんと行く約束をして果たせなかった イングランドの丘へ行くことにした

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現地に到着すると 新玉葱のイベントのさなかで 

午後からラジオの生放送と 二組のミュージシャンのミニライブがあると告知されていた

そのひとりは 奄美大島の中孝介 さんだった

思わず友人たちに 「ははは~ まこりんCD わたしてくれよっていいそうだよね~」

と口に出して言ってからリュックサックの中を探ると 1枚CDが入っていた


はるちゃん係を友人がひきうけてくれたので 最後までライブをみて

花子Baby'SのCD「はるか」を持って 中孝介さんのCD販売の列に並んだ

友人に「えっ CD交換してもらうの?」 と聞かれたが

さすがに そこまで度胸はなくて


1枚CD買ってサインしてもらって それでしずかに状況を話して渡した

いろいろ話したらいいかとも思ったけど

2週間前に 一緒に音楽活動をしてきた夫を亡くした ということと

たまたま3歳になる娘を楽しませてあげたくて ここに遊びに来たということ

暇なときに聞いて頂けたらと思って とだけ話した

しっかり目を見て話しができたのは よかったな

まぁ だからななにがどうなるというわけでもないのだけど

できることと 思いついたことは ただしてみるということ それだけ


これも 私とはるちゃんと二人だけで出かけていたら できなかっただろう

はるちゃん ずっと同じ場所にいるほど忍耐力は育っていないし

大人の都合で時間どおりにとか 約束の場所にとか そういうことは稀にできても

まず無理が生じるから


まぁ あまり考えないで 寄り道しながら

そのままするりと立ってやっていこう








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by yokoiterumi | 2017-04-10 23:43 | はじめの1ヶ月 | Comments(0)

3月12日(日)1週間が経った

この日は地元のみなさんとのライブの予定だった

一人でもなんとかと思っていたけれど

いろいろ考えて代演の方をお願いする決断をしたのだった

でも来られるご近所の皆さんは はじめて地元で花子が唄った三年前からずっと応援してくださっている方がただった

今日のことも 楽しみにしてるからねー
と ずいぶん前から声をかけてくださっていた


それで 今できること させていただこう と思った


代演の方の演奏が終わったあとにご挨拶させていただきたいとお願いをして一曲歌わせて頂くことにした

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何を唄うか どうやって唄うか迷ったけど
三線ではなく  まこりんのギターとうたうことにした

行く前に練習して コードがわからなかったので友人に電話した

「あのー これから歌いに行くんですけど カポつけてCで弾いてるんですけど ふかく碧くとおおくの ♩忘れてならぬときとともに〜♪ のあとのコードなんでしょうね?」

「えっEmじゃない?」

あっ そうか  ありがと  ガチャン


現地には友人夫婦が付き添ってくれて、はるちゃんの面倒をみてくれたので本当に助かった

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♪会いたくてきちゃったよ をうたって 私達の都合で演奏できなくなったことをお詫びして 

でも皆さんに会いたくてきちゃいました

実は・・・と まこりんのこと話した

一緒に泣いてくださる方、びっくりされる方 いろいろ

ふかく碧くとおく をうたった

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はるちゃんにお菓子持ってきてくださった方がたくさん

まこりんがはるちゃんをバギーで保育園に送っていた頃から

ずっと様子を見守ってくださってきた方々が多くて

最近 朝見かけないと思ってたのよ― と声をかけられ 一緒に泣いてくださった

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うたをうたいに会場に着いた時 葬儀屋さんから電話がきた
祭壇を引き取りに家についたって

えっ
あっあーーーーー
私 約束の時間を間違えちゃったんだ

今は外に出ていて一時間くらい戻れないんですと言うと
このあとは来週まで取りに来れないっていうので

じゃぁ 自分で片付けて葬儀屋さんに持っていきます 。。。と
大人気ない口調で 大人げない勢いで答えてしまった

でもな。。。。
壊すの大変だから 来週来てもらってでもいいかな。。。
と落ち着いてから 考えていたのだけど

お昼にはるちゃんと気分転換に外へ出かけたら ここ最近ずっと続いてるグズグズが始まった
「おうちやだ  おうち帰らない やだ  おとーさんがいい てるみん いじわる」


そうだよね

わたしが落ちついてないんだもん
はるちゃんも怖がっている感じがするけど
それを色んな理由にしちゃうけど

わたし
ワタシノココロがこもらない感じがして
まずは
この一般的な祭壇が どうしてもいやなんだ。。。


友人には 夕方親戚がお参りに来るなら その後にしたらと言われた
そうしようと思った
ちゃんとおまつりしてますよ〜 って  いい子装って

でも
でも
ダメだった


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はるちゃんがお昼寝してる間に カラダが動いてしまいバサバサたたんでしまった

お線香入れは  バレンタインデーにまこりんにあげたワーゲンバスのチョコレートの入ってた缶

おりんは 最初それらしいものをおいたけど どうも違う気がして鉄琴を置いたら
ぐっと まこりんらしくなった

わたしがずっと大切にしてる水晶をおいて
横浜時代の友人からプレゼントされたエンジェルを置いた


遺影は哀しいので 箱にしまった
これから ベタベタいろんな写真はろう

写真を見ながらはるちゃんと話をしよう 

おとうさんのこと聞いた話じゃなくて 実感として少しでもいいから
記憶にとどめさせてあげたい

はるちゃんの運動会はおんぶで走ってくれたねーとか
写真を見ながら 記憶の刷り込みっていうのかな

片付け終わったら葬儀屋さんが 今からなら行かれますという電話

全部引き上げてもらった
あぁーあ よかったぁ

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夜 お参りに来た親戚とおかーさんには
理由を説明して 祭壇を引き取ってもらったといったら

一瞬沈黙

でもいいの
まこりんだなぁって思えるのが いいよ
うん そーだそーだ

真面目な顔で お参りしてくれた親戚
おりん代わりに 真面目に鉄琴をたたいてくれた
色んな音が鳴って くすくす笑うのは私
多分 まこりんも笑ってるはず 私の隣で


だいぶ 気持ちが楽になった



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by yokoiterumi | 2017-04-09 21:56 | はじめの1ヶ月 | Comments(0)
3月10日(金) まこりんの高校時代の音楽友だちの高橋マコトさんが
出演するFMカワサキの番組「金尾ヨシロウの音楽魂」内で花子Baby'Sのアルバム「はるか」から 
まこりんの曲を2曲かけてくれた
まこりんのうたがFMの電波に乗った にも書いたけど 唄をのこすって すごいことだった
この家でできあがった音たちが 水を得た魚みたいに 風を乗り回してる感じがした
いつか はるちゃんが 分かるようになったら 何度も一緒に聞こう

そして こんなことがあった  
はるちゃん なにしてるのかな?とはじめは気づかなかった
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これ・・・まこりんの臨終間際の再現だった

はるちゃんがまこりん役を演じていた 

それでわたしに私役を指示した
「てるみん~ 。   まこりん大丈夫だからねっ て言って」とはるちゃんが私のセリフを指示

うんうん・・・わたし、たしかに
今だと思ったときに たくさんまこりんに語りかけた


周りのことなんて気にかける余裕なかったんだけど

はるちゃんがどこでなにしてるのかさえ覚えてないのだけど

はるちゃんは よく見てたんだね

わたしのしてること


「てるみん。 まこりんありがとう 大好きだよって言って」

「まこりんカッコよかったよ もう大丈夫 って言って」

それで指示どおりにしたら
「てるみん ありがとう 大好きだよって」って言って

はるちゃんがまこりん役で抱きしめてくれた


そのあと目を閉じてしばらく黙ってみせた後
「なあ てるみん。 おとーさん こうして目つぶったな」

あまりにリアル、でもふたりで大笑いしちゃった
さすが私の娘 どんなことも笑いにかえていくわ

見習わなくちゃな


そうだそうだ いつか本気で笑える日が来るだろう
いまは 思わず笑ってる だけど  
いつかきっと 本気で笑える日が来るんだな

そして そこまでの道のりは 独りよりも2人の方が力強く足音鳴らしてザックザックと進めるような気がした
なんて頼もしい相棒なんだろう はるちゃん

まこりんが逝ってから 必然的にわたしとはるちゃんの関係は
今までと変わらざるを得ず
はるちゃんにとって私は まこりんを補う存在としての
今までの私プラスアルファも無意識に求めていて
実はわたしも同じく
まこりんを補う存在としての はるちゃんの今までプラスアルファも無意識に求めていると感じる

そうしないと 私達のバランスが取れないことを 
わたしも はるちゃんも よく分かっていて 
ゆるやかに2人の関係のカタチを探っている感じがする







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by yokoiterumi | 2017-04-09 21:23 | はじめの1ヶ月 | Comments(0)

葬儀の翌3月8日(水)カラダのないまこりんに おはよう言う初めての朝

朝ご飯に 前の日に買ったおいなりさんとパンをはるちゃんに出したら

「てるみん ごはんつくってよ おしるもつくってよ」 と泣かれた 

正直にいえば しばらくは 買ってきて済ませようかと思ってたんだ

でも はるちゃんの言うとおりだった


はるちゃんが離乳食で一緒に食べれるようになる頃から

わたしたち朝ご飯を一番大切にしてきた

昼はそれぞれ別々だし 夜はまこりんが帰る前に寝てしまうので

3人そろって食べれるのは朝ご飯だけだから ずっとちゃんと食べてきた

ご飯炊いてふりかけでもいいしね 目玉焼きだっていいしね

夜御飯から ご飯炊こう

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はるちゃんを保育園に送り

私は翌週からの職場復帰を目指して できるだけ必要な手続きをしておこうと

市役所にまず行ってズルズル芋づる式に手続きをしていった


母子家庭になるわけで なにか必要なお届けとかあるのかなぁ・・・

子どもの係に行ったらいいのかなぁ

児童扶養手当の説明を受けると 手当ての豊かさに現実味がなく

長々と説明を聞いたけど 時間がもったいなかったと思うくらいでびっくりした


役所の中はつながっているようでつながっていなくて

あっちへいき こっちへいき 何度も証明書類を申請して またあっちへいき

手続きはすすんでるんだかすすんでないんだか 分からない自分の動きだけど

でも 市役所に来てる一番の目的は お昼ご飯を食べることだったので

別にさっさとすすまなくても今日のところはいい

明日も明後日もくるつもりだから お昼ご飯食べに市役所へ


大勢の人に紛れて 幽霊みたいなわたしでいても大丈夫な食堂だから

職場復帰するまで一人の時は ここで食べようと決めてる

職場復帰すれば 子どもたちと給食食べるからいいのだけど

わたし 今回は どうでもこうにでも 食べなくちゃと思ってる

はるちゃんを育てなくちゃいけないから 元気でいないわけにいかないもん


早目の時間に はるちゃんを保育園に迎えに行くと
友達に「はるちゃんのおとうさん どうしたん?」ときかれ
『ここにおるん』 と胸をたたいてるはるちゃん

子ども同志の普通の会話にハッとしながら 

何も気をつかわず交換し合う子どものやりとりが自然で 学ぶ

はるちゃんが 健気に必死に伝えようとしているのを感じる

本人だって理解し納得できているわけではないのに


そんな はるちゃんは車に乗ると「てるみん いやや〜」と破裂した風船のように大泣きした

「おとうさんは? おとうさんがいい」と泣き止まず

仕方なく言葉でだけあやしながら車を走らせ 

子ども用品のお店の駐車場に止めて抱こうとすると拒否

みたことないような激しさで 1時間ほど吠えるように泣いた

大きな声だったので 周りの目が気にならなくもなかったけど

待つしかないなという泣き方で わたしも一緒に泣きたかったけど


1時間して 自分で納得行くまで泣いて落ち着くと

「てるみんがいい」 と言って抱っこ

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気晴らしに マイメロのおねーちゃんパンツやら かわいいパジャマやらたくさん買った

家に帰ると かわいいパンツ履いて お尻プリッと出して

まこりんに見せていた



翌9日(木)起きて祭壇を眺めて いろいろ違和感を感じながら「一般的に」にならってしてることが

不自然だと思えて止まらず 

二日目の市役所通いのさなかに やっぱり だめだ 相談してなんとかしようと思い

夕方和尚さんに会いにお寺へ行った

まこりんを含め、わたしたち家族の落ち着く在り方でおりたい


和尚さんも理解してくれて 

早速葬儀屋さんに祭壇は日曜日に片付けに来てもらうことになった


はるちゃんには まこりんはカラダは返したけれど

いつも一緒にいて安心だと感じてほしいと願っている

わたしとはるちゃんが落ち着いて 元気に笑顔で暮らすことが

まこりんにとっては供養だとおもうから

まこりんはちゃんと自分の状態を理解しているという信頼感があるから

おかざり片付けても 大丈夫とおもう

できるだけ ふつうに すごしたい







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by yokoiterumi | 2017-04-09 20:43 | はじめの1ヶ月 | Comments(0)

3月7日

一緒に泊ってくれた友人が 朝早く会館から出勤するのを見送り

はるちゃんとまこりんとわたしと 3人 家族水入らずになった

はるちゃん 棺から離れず 「おとーさん バナナたべたい?」

前夜に友人たちが差し入れてくれた茹で卵やおにぎりで

3人で朝ご飯にした

はるちゃんは 最近できるようになった茹で卵の皮むきをして

「みてー じょーずでしょー」と まこりんにひらひらとみせていた

はるちゃんには どんなふうに映っているんだろう

今の状況はどんだと理解してるんだろう

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親類が集まるまで たくさんたくさん まこりんと遊んだ

そろそろ時間になり正装して 


葬儀がはじまると はるちゃん落ち着かずふらふらしたり

和尚さんの道具を見に出て行ったりしていた

お焼香が始まって  はるちゃん大泣き

自分もしたかったのに 私が1人でお焼香したのが気に入らなかったのがきっかけで どうにも手のつけようのない状態になってしまった

葬儀屋の方もあれやこれやとあやしてくださり

最後にはるちゃん一人でお焼香をした

はじめにみんなに一礼してお焼香し また一礼した

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葬儀が終わり火葬場へ行く時 霊柩車の助手席に2人で乗ると
「これから どこいくん?」 とはるちゃんに聞かれた

なんて答えよう ・・・ と頭がぐるぐる回って でも考えるより先に私の口が勝手に動いていた


『おとーさんのカラダをおかえしにいくの 
 かみさまにカラダを返す約束の日なんだって』


「ふ~ん 返すとどうなるん おとーさんかえってくるん?」


『カラダ返したら帰ってこないのよ 
 確かに返しました っていうおしるしをもらっておうちに持って帰るよ
 おしるしは 御骨っていうの』


「ふぅん おこつ」


『そうそう おとーさんの声はお耳じゃ聞こえないけど  お胸で聴こえるからね さびしくないよ
 おカラダかえしちゃったけど ホワンホワンってこのへんにいるよ』


「へぇ~~」

説明しながら私じしんにも言い聞かせて 
いたけどさ

御骨あげの時には はるちゃん一瞬固まった

「てるみん これなに? おとーさんどこいったん?」

『これがおしるしだよ おとーさんちゃんとおカラダ返せたんだね』

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初七日法要まで終えて

横浜から来てくれた弟と3人で家に帰った

はるちゃんは疲れて車の中で寝てしまった


葬儀屋さんが 祭壇を組んでお参りできるようにしていった

なんだか 違和感となんともいえない圧迫感を感じながら七七忌までは

このしつらえで過ごすのだと説明された


暗くなる頃 弟が横浜に帰るので駅まで送り家に戻ると 

はるちゃんはこの数日のいろいろな我慢の堪忍袋の緒が切れて号泣

わたしも なだめていたのだけど とうとう切れた

家におまつりしたばかりのまこりんに向かって

『まこりんのばかっ 早く帰ってきなさいよ 
 勝手にひとりでいっちゃって あほっ
 おしるしなんていらないっ まこりんがいいっ
 かえってきてよ ばかーーーーーーーーーーっ」

と泣きながら大声あげた


はるちゃんがびっくりして「泣いたらあかん てるみん」

『いいよ 泣いたっていいじゃん はるちゃんも一緒に泣こ
 おとーさん わるいよ わるいよね 』

泣いたら なんだかちょっと元気になった
よしっ 明日も泣いてやるっ 
まこりんの ばかっ あほーっ

という まこりんカラダを返した記念日


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by yokoiterumi | 2017-04-08 22:53 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)

3月6日 朝

さすがに早く目が覚めた

たぶん 何とかホルモンが出て 私自身の防衛反応で
頭のうごきが にぶくにぶくなってるのだろうなぁ


今晩がお通夜というのにちっとも準備が進まない
なるべく早く送ってほしいといわれたけど

これだっていう写真もまだ見つからない
こまったなぁ 


もう家の中は この2週間のドタバタ劇でひっちゃかめっちゃか

明日まこりんがかえってきた時のために掃除
なんて 思ったけど むりだこりゃ

はるちゃん起こして 保育園へ連れていった


私が連れていくのは1週間ぶりで 先生たちは

「あっ おとーさんよくなったんですね~」

それが・・・ 実は 昨日亡くなったんです

今日お通夜で これから準備が色々あるので 午睡明けまでお願いします

「えええええーーーーーーーっ・・・・・・・・・。」


湯灌に立ちあうために車を葬儀屋に走らせているとき

はるちゃんの保育園の所長から電話がきた

「おかーさん たいへんだけど しっかりね」


葬儀屋さんがしてくれると言ったけど けじめなので自分で行きますと

まこりんの死亡届を市役所に出しにいき 旅じたくをした
棺に入れるもの といわれたけど
まこりんの匂いがするので そばにおきたくなって 昼と夜の着替えだけいれた
まぁ どーせ いらないだろうけど

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職場の園長が 家族葬でも やっぱりお焼香に行かせてほしいと

何度も何度もメールをくれて 何度かお断りした後に 思いついた

そうだ わたしとはるちゃんは通夜の後 会館に泊るので

通夜後でよければ 何時でもいいから来ていただけばいいじゃん


それで通夜の後でよければ と他にもお参りしたいと連絡をくれた方々に

お知らせすることにした


通夜の後にも人の出入りがあって 別料金が発生したらどうしようと思って

一応葬儀屋さんに正直に話すと 時間外だけど受付など必要なら協力すると言ってくれた


通夜が終わって親類が帰り はるちゃんと二人になったあと

まず はるちゃんの保育所の先生たちがきてくれた

はるちゃんは大喜びでベタベタ抱きついていた


ホールの音楽を花子Baby'sのCDにかえてもらった

まこりんの唄が流れる中 お通夜二次会が始まり 三々五々お世話になった方が

顔を見に来てくれて 好きなように過ごして 好きな時に帰っていった

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なにも決まりのないなかで それぞれの方が それぞれにまこりんと向き合ってくれている様子 

わたし ただ 見てた

棺のそばにずっといる方 

入り口にずっと佇んでいる方

壁に寄り掛かって遠目で見てる方 

目を真っ赤にしている方

目が合うとただ頷いてくれる方

はるちゃんをきゃっきゃっ言わせて遊んでくださる方

まこりんが好きだからと カレーと茹で卵を作ってきてくれた方

差し入れにおにぎりやフライを持ってきてくださった方 

それぞれがちがって それぞれでいられる場になった



葬儀屋の係の方が とてもいいお通夜になりましたね と言ってくれた


最後のお客様をお送りして 控室に布団を敷いてねた

友人が一緒に泊ってくれた




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by yokoiterumi | 2017-04-08 22:08 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月5日夜 
まこりんからの メッセージないかなぁ
あっ  あった   あった
けど・・・
おっ  おわってる・・・・。
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ここでおわってた
筆圧も力強いから 入院する前だろうな
なんとなく感じてなにかを書こうとしてたのかな

あ~あ なかったかぁ と思ってパソコンを開いて
メールのチェックをした


そしたら

届いてた
まこりんからの手紙

ええええええーっ まこりん 
いつの間に・・・

今日の朝 カラダから離れたのよね・・・
その気になったらやること早いじゃん まこりん

信頼する友人から
カラダを持たないまこりんの声を
代弁して伝える旨のメールが届いていた

びっくりしたけど どーみても まこりんだった
友人は こんなベランメ―な言葉遣いじゃないし
内容がまた これまた ちょっとまこりん言葉選んでよ~と
カラダがあれば言ってただろう
でも いまは うれしく 癒しになった

読み終えた頃 亡くなったことをまだ知らない友人から電話が来て
話すとびっくりされた  
そうだよね びっくりするよ


朝 まさかという予感がしてココロをすませて過ごし
約束の時間に間に合わないからさ~と
一生懸命走ってるようなまこりんを感じて過ごし
みおくって

夜 まこりんからの手紙を受けとって 泣いて笑って
側にいるんだなぁと感じて なんだか分からないけどほっとして

1年ぶん それ以上の長い年月を生きたような3月5日だった


日付が変わった頃
はるちゃんと並んで 布団にころりと横になった
なんと  驚いたことに 気づいたら朝だった
連日の睡眠不足もあるのだけど
夫を亡くした夜だというのに

わたしったら ぐっすり
寝ていた




以下まこりんからの手紙


ごめんなー あー 死んだー  
何だかまだ分かんねーけど
はるちゃんに触れんなー
はるちゃーん
とうちゃん死んじまったけど
ずっと側にいるからなー 
居るなって言われてもいるからなー
まこりん 唄 歌ってやるからな―
はるちゃーん
またチューして―なー
また遊びたいなー
またお風呂一緒に入りてー
まこりんと遊んでくれ―
まこりんと笑ってくれ―
いっぱいいっぱい歌って踊って
手繋いで歩きてー
ありがとうなー てるみん
あなたのおかげではるちゃんに会えた
あなたのおかげでとうちゃんになれた
こんな輩がとうちゃんと呼ばれたんだ
もう何もこれ以上望むことないな―
でももっと一緒に居たかったな―
まだまだやりてーこといっぱいだったなー

てるみん
また不幸になっちまったー
ごめんなー また泣かせてしまった
なんだかなー
神様は意地悪が過ぎるぞー
神様は泪が好きなのかー
だったら俺は神様を泣かせてやりてー
泣くもんの気持ち分からしてみて―
バカヤローだ 何で何度もイジメるんだ
バカヤロー バカヤロー バカヤロー
俺はもっともっと愛し合い笑い合い
もっともっと分かち合い励まし合い
みんなで泣きたかったよー
みんなで泣きたかったよー
色んな場面で泣きたかったよー
抱きあって見つめ合って
泣きたかったよー
てるみん、はるちゃん
愛してるよーずっとずっと
愛してるよーずっとずっと
側にいるからー 側で見てるから―
愛してるよーずっとずっと
ずっとずっと ずっとずっと

2017.3.5  20:10








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by yokoiterumi | 2017-04-06 17:19 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月5日(日)午後
約束していたわけではないのに 
まるで約束していたように 無言のメッセージをうけとった人が集まり
まこりんの脱皮を見届けたあと

早速事務的な作業が始まった
はるちゃんと遊んでくれる予定だった友人たちが 
そのままはるちゃんの面倒を見てくれたおかげで
葬儀屋との話し合いもはるちゃんを気にせずにできた

お義母さんを想うお義姉さんの希望で 
お義父さんの時と同じく、知らせず密葬ということになった

すこしつらかった

明石に移り住んでたった4年のあいだに まこりんの友人関係は ほんとに豊かに広がり
今回もたくさんの友人たちが心を寄せて 手伝ってくれた 感謝でいっぱい

地域の方々にもお世話になった 地域で唄う機会を何度も何度も与えていただいて 
道を歩いていると声をかけてもらえることも多くなった 感謝でいっぱい

わたしの勝手な突然の休暇宣言にもかかわらず気持ちよく休暇をゆるしてくれて
応援してくれた職場のみなさんにも 感謝でいっぱい

お世話になった方が多いほど きちんとしたい感じがしたからだった

職場には この後の休暇もお願いするので もちろんすぐ知らせたけれど
お葬式をクローズでするならば 他の方に知らせることがないわけで 

このあと いろいろな方に会うごとに
「あれ? まこりんは?」 と聞かれるんかな
そのつど説明しなければいけないのかと思うと 
とても胸が詰まって苦しい感じがしてしまった

どうして知らせてくれなかったの? と聞かれるんだろうな
最後のお別れしたかったよと 言ってくださる方 いるだろうな

もう・・・ 頭が回っていないので
お義父さんの時と同じしつらえで 初七日のお料理も同じで
なにもかも 同じでいいですと葬儀屋さんに言ったあと

でも セットになってるエンバーミングは費用も高いし
季節的に必要ないと思うのでしませんと言うと湯灌をすすめられた
必要ない感じもしたけどお風呂入りたいかもなと思って それはお願いすることにした

でも落ち着いて考えたら 上限額提示をして内容の検討提案してもらうべきだったと反省してる…頭が回らなかったとしても・・・

まこりんのカラダを家に一度連れて帰ることをせず
葬儀屋さんにお任せした わたしも 成長したなぁとおもう
以前の私なら なにがなんでも連れて帰っただろう

でも まこりんは もうとっくに それも 爽やかに
当たり前のように 家に帰ってるかんじがしたんだもん
それで 俺はいいから 遥香の面倒見てやってって言ってる感じがしたんだもん

約束したわけではないのに友人たちが絶妙なバトンタッチバトンタッチで 私とはるちゃんのそばに誰かがいてくれた
夕方来てくれた友人は「てるみん 気持ちは分かるけど 食べないわけにいかないからね どーせ 作ってご飯食べないだろーから」と回転寿司に連れていってくれた

電車がお寿司を運んでくる斬新なスタイルの回転ずしで はるちゃんは大喜びしていた

夜 1週間ぶりにはるちゃんと二人きりになった
1週間ぶりに一緒にお風呂に入った
「おとーさんは? どこにおるん?」
今日は 会館にお泊りしてるよ 
明日 はるちゃんとてるみんもおとーさんと一緒に会館にお泊りよ
「ふーん」

そっか いろいろなこと 説明していかなくちゃいけないんだなぁ
「てるみんっ ばんばろーねっ」
なにかを察して はるちゃんがガッツポーズをしたので
2人で はだかんぼうのガッツポーズで健闘を誓い合った

はるちゃんを寝かせた20時過ぎ 
まこりんなにか書いてないのかなぁ・・・と
スケジュール帳をさがした
今年は2人で同じ作家のイラストの手帳にしてた
右側まこりんの 左側わたしの
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by yokoiterumi | 2017-04-06 16:27 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)
3月5日(日)午前
9時を過ぎて
目の感じがかわったとおもって 看護師さんに言った
まこりん いまは大自然の流れの中に ただ乗っているんだとおもった

目はもう 目の機能としては 意識して見るということは手放したようにみえた
偶然目に入ったものは 映っている という感じがした

それでも 目をあけて 一生懸命呼吸している
目を開けるのってすごく疲れること
エネルギー使ってると思う
私だってそうだもん
目を閉じた方が楽だもん

まこりんが小さい頃から慕っているおねーさんがきたあと

しばらくして はるちゃんと友人がドアを開けて入ってくる音がした
まこりんのまぶたが ほんとうにしずかにしずかに降りようとしてたので
あわてて
「まこりんっ まって はるちゃんきたよ かおみてっ」
と言って はるちゃんをまこりんの顔の前に抱き抱えてみせた
まこりんの目に はるちゃんとわたしが映ったところで
電車のドアが閉まるみたいに ゆっくりまこりん目をとじた
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呼吸もしっかりとはいえないけれどしているし
耳から音は聞こえているだろうし 
「おとーさん 疲れてちょっと目をつむちゃったね」 とはるちゃんに言って
まこりんの腕にシールをべたべたはって遊んだ
「昨日はなにして遊んだの?」
「おひな様のお唄がとても上手で おとーさんて叩いてたよ~
 いっしょに唄おっか?」
家にいるみたいに ただ ふつうのおしゃべりを ずっとした

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このあと 縁のある音楽仲間たちが会いに来てくれた
まさか こんなことになってるとは思っていなかったと思うし びっくりしたと思う
繕うことなくまこりんと部屋で迎えた
ツクロウコトナク ココニアル
そういうわたしたちで いられることが 私はとてもうれしかった
カラダをもった私達ふたりの卒業テーマはこれだったのかと思った 
この最期の時に うれしくなるというのも おかしな話なのかもしれないけれど

まこりんのカラダがしずかになってきたので 脈をとってみた
「あ。。。 わたし まこりんの脈がとれない」
とつぶやいたら
まこりんが サッと ひじから手を挙げた
『まだ生きてるからっ』 とでも言いたげな 挙手だった

音楽仲間が来て帰って20分くらいしたころ
マラソンランナーが競技場に帰ってきて最後の一周にさしかかったような
そんな気配になった
それから5分なのか10分なのか15分なのか分からないけれど
その間の自分の行動は はっきりと覚えていない
左腕を まこりんの首にまわして 右手でまこりんの左手を握って 
話しかけ続けていたことだけ覚えている

はるちゃんはどうしていたのか 他の人たちはどうしていたのか
全く覚えていない

口からぽんぽん出てくる言葉のかぎり まこりんに話しかけた内容も
あまりよくおぼえていない

しばらくまこりんに話しかけて まこりんのカラダから
言葉の要らない返事やらなにやらを受け取ったかんじがしたあと

まこりん 全身全霊でカラダを震わせながら大きく二回息を吸って 
自分で幕をひいた

しばらくそのまま傍にいて まこりんにありがとうをたくさん言った 
もう カラダからでてっちゃったと感じてまこりんから離れようと立ちあがると
部屋の入り口をはいったところで 主治医と看護師さんが 
その一部始終をただ待って見守ってくれていたことに気がついた

「確認します」と まこりんのそばにこられ 臨終宣言をしてくれた
たぶん 臨終の時間は 先生の今の時計の時間より早いです と
喉元まで出たけど そんなのどーでもいーか と思ってやめた

ここは 病院だけど この部屋は まこりんと私の部屋だった
主治医さえ会いに来てくれるお客さんのような気持ちで過ごしていた
私たちの責任で 私達の意思で ここで暮らしていると思えたこと
これからさきの私の大きな癒しになると思う

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看護師さんがまこりんの身支度を整えてくれたのを待って
部屋に戻り片付けをして 
まこりんと私と二人だけになったので 試しにチューしてみた
白雪王子みたいに 毒りんごが転がり落ちて 起きてくるかもしれないもん

残念ながら リンゴのかけらは出てこなかったけど まこりんはあったかかった

多分 カラダから抜け出て ふわふわと
私の横にいるだろうまこりんとふたりで
お部屋にご挨拶をした
カラダを持ったわたしたちの さいごの修業の場所 どうもありがとう

主治医の先生に がん保険に入ってるか聞かれ
そういえばアフラックから時々ハガキが来てたなと思い「入ってると思います」
というと解剖しますか?と聞かれた
「はっ・・・?かいぼー?」
検査で確定ができていないので、肺がん疑いとしか書けないとのこと
解剖してがん細胞を確定する必要があるとのこと
このままでは多分保険がおりないでしょうという
「えーーーーーーーーっ ひどい話ですね~  いいです いりません
 お金はありませんが 明日から路頭に迷うような貧しさでもないのでいりません」
と言った

しばらくして先生が死亡診断書に「肺がん」と書いて持ってきた
「夏の検査からの経過で 肺がん と診断した理由を説明できるので。
 ただし、保険会社の書式で詳細な記載には 検査の実績と確定が求められると思いますので
 保険は難しいかもしれません」とのことだった

先生の気持ちだけで もう十分だった
そんなん かいぼーなんて もー いらないしっ

しかし。。。
たぶん同世代で言いやすいということもあったけど
まこりんの主治医の先生には たった12日間の付き合いだったけど
ほんとにいろいろなことがありすぎるほど起こって
ずいぶん対等に気持ちをぶつけたなという感じがする
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あぁあ
一緒に履いてかえりたかったな




 



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by yokoiterumi | 2017-04-06 14:36 | まこりん やくそくのひ | Comments(0)