ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


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夢⑦祈り  赤穂

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朝5時からの普門寺勤行
お堂に入ったとたんに 涙がころんころんと落ちた
清らかであたらしい太古からの風が
未来にというのか宇宙にというのか 果てしない遥か彼方遠いところに
すぅっとふいている感じがした
それは しずかな祈りを 薄いひらひらの布を重ねるようにして
お母さんの胎内みたいな 産みだす前のいのちを守る場所をつくっているような感じがして
涙が ころんころんと落ちた

日曜日だったので 勤行のあと お堂の掃除にも混ぜてもらった
「どこを拭いてもいいのよ」と布巾を渡されて 見よう見まね
しばらくして 持ち場はないことに気がついた

ふきたいところをふいてよい
磨きたいところを磨いてよい
誰かのあとにもふきたかったらふいてよい
わたしのあとにもふきたい人が何度もふいてよい
したいように したいだけ 安心して磨いてよい
そう思ったら拭くとか磨くというより さすっている気持ちになった 
そうね・・・ 最近のことで言えば
去年の今頃BOOの足や背中をさすっていたときみたいに
ありがとうね ありがとうね といいたくなる おそうじだった

磨くというのは こういうことか と思った
磨かれるというのは こういうことか と思った
たくさんの手で わたしも磨いていただいてるんだなと思った
また涙がおちそうになった

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普門寺の山の下には 気持ちのいい神社がある
しばらく境内でボーっとしていると 
おばあさんが杖をつきながら ゆっくりと来られた
階段を一段一段 時間をかけて休みながらあがって 
丁寧に口上をのべて お参りされている
いま このおばあさんと二人きり 同じ境内にいることが
とても幸せに感じて
もう一生この方と このようなときはこないのだろうと思いながら 
感じたい感じたいと私の心が言っている
おばあさんの祈りの姿がおしえてくれること 

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神社から普門寺へ戻る道をまわり道してみたくなって
山の方へ上がってみると 畑の中に ヒマワリがひとり
まだまだ上に上がってみると 墓地につきあたった
戻ろうかと思ったとき「軍人墓地」という石碑が目に付いた
黙礼して中に入った
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ひとりひとり どこで亡くなられたのか いくつだったのか刻まれていた
ローソクもお線香もお供えもお茶もお水もお花もありませんけど
うたいます といって歌を歌った
抱き合って同志のぬくもりを感じあっている様子や
いろいろな情景が浮かんできえ 浮かんできえた

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振り返ると 瀬戸内のおだやかな海が見えた
今は建物いっぱいだけど 美しい景色だったんだろうな
ここがふるさとだと思う景色だったんだろうな
遺されたひとたちの 祈りを感じて

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泊めていただいた普門寺のお部屋に貼ってあった
う~ん まだまだじゃのう
いろいろな人が鏡になってくれて 自分が映ってハッとしてびっくりして
シュン・・・と一瞬おちこんで
も~ぅ やだなぁ~ と苦笑いして
今回の旅で言えば ユーリーに鏡になってもらって いろんな私と出会った
ほんとうに ありがたいな・・・


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by yokoiterumi | 2012-11-13 21:59 | 2012 照美 | Comments(0)