ゆっくりあるこう   by照美 yokoiterum.exblog.jp

大自然のかみさまと おなじほしにうまれたいのちにであう旅 唄いながら旅しています ~照美 


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わたしの おきなわ

12月14日(金)
今週 沖縄に関する映画を二つ見た
予定していたようなしていないような
時間と空間が後押ししてくれて見に行くことができた 

私が生まれた年 沖縄は本土に復帰
わたしは 沖縄生まれでもなく 
沖縄に行って沖縄が好きになって 沖縄の歌を歌い始めたわけではなく
沖縄出身の友人ができて 歌を教わって 沖縄を知って 好きになった
八重山の唄を教えてもらったとき 
「八重山」という東北のどこかの山の歌だと思っていたくらい
沖縄のこと八重山のこと知らなかった

沖縄の歌とであったおかげで いま歌っていることは間違いない
でも どうして わたしは沖縄の歌を歌うんだろうか と何度も考えてきた
そういう問いを自分に向けるたび
いつもいつも 答えが違う
私自身の成長と 受け止めるものが 答えをかえる
わたしのおきなわはどんどん どんどん成長している
これからもきっと そうだとおもう

わたしの歌の原点は おじいちゃん 
字が読めない頃に口伝えで教わった沢山のうた 詩吟
先人たちの愛情と伝え残したい気持ちが詰まっている
歌はそういうものなんだと教えられていたんだと思う
情け心 歴史 教訓 せつなさ 暮らし ことば 恋 いのり
沖縄の歌にたくさん詰まっているものと おじいちゃんが教えたことは同じ

観た映画のひとつは スケッチオブミャーク


もうひとつは ひまわり


ひまわり上映会では沖縄から日帰りで舞台挨拶にこられた恩人にあうことができた
私が来ることを知らず ロビーで声をかけると大変驚いた様子で
すぐに 目にいっぱい涙を浮かべて
「こどもたちがね 命を落としたたくさんのこどもたちがね 応援してるからね・・・」

戦争のあとの 事故という名の戦争がたくさんある沖縄のほんの一部を垣間見る
映画の途中のあるシーンで 
右手拳を握りしめて振り上げようとしている私を感じてびっくりして
左手で右手をなでた
自分の手をなでながら シクシクではなくて ウッウッと泣いた
拳振り上げようとする自分をしずかに感じながら

私がうたい始めた頃 月桃の花という映画の上映会の前座で歌わせていただくことが何度かあった
BOOが三線を照屋政男さんに作ってもらうことになったとき
月桃の花の洞窟で母親が我が子の口をつぐんで殺してしまうシーンの証言者が照屋さんだったと知り
実際に映画のなかで 洞窟で三線をひいてうたうおじぃの役を
照屋さんがしていたことを知った
沖縄に照屋さんを訪ねたとき 
照屋さんは わざわざ 伊江島で集団自決からもれて生き残ったおばぁちゃんの歌のレッスンに同行させてくれて 伊江島の歌と 戦中の様子を話してくれた

 ひまわりは過去と未来をつなぐ映画になっていた 
スケッチオブミャークもそうだった


過去は過去のままそのまま未来にはならない
「つなぐ」 ために 生まれてきて生きてるのかな

ウタ バシキリャ クゥトゥバ バシキル
クゥトゥバ バシキリャ ククル バシキル
(唄を忘れたら言葉を忘れ 言葉を忘れたら心を忘れる)
わたしは沖縄のこの言い伝えが大好き

だから ずっとずっと歌をうたいたいんだろうな




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by yokoiterumi | 2012-12-15 00:06 | 2012 照美 | Comments(0)